ノンケミカルの日焼け止めだと



酸化亜鉛は



稀に金属アレルギーが出るから



酸化チタンのみの日焼け止めが最高だ!と発信されている方がいますが




酸化チタンのみで




高いSPFやPA値を確保しようと思えば




超微粒子の酸化チタンを使用しないと実現できません。




でも



粒子を細かく(ナノ化)すればするほど



ダマになりやすい=液体の中で均等に保たれにくいので




分散させて安定させる技術がないメーカーでは




実現はなかなか難しいと思います。





それはさておき




酸化チタンのナノ化ですが



いくら金属アレルギーが出にくいとは言え



金属です。




化粧品原料で





酸化チタンの針状タイプは聞いた事がありませんが




体内に取り込まれた際には



細胞内に留まり




アスベストのように細胞分裂を阻害しないとは言い切れない現状があります。




※アスベストは針状なので細胞に刺さります=癌細胞などに変化




なので





厚生省=国も警戒中=調査中です。





個人的には



酸化チタンのみの日焼け止めで



高い紫外線カット率の商品は




間違いなく微粒子の酸化チタンが使用されていますから




バリア機能が弱っている=化粧水などでしみやすい方などの敏感肌の方は




避ける方が良いかな~と思います。




普通は




敏感肌の方ほど




紫外線吸収剤をさけて




さらには



金属アレルギーが出にくい酸化チタンの日焼け止めを探している方も多いかと思いますが





敏感肌でバリア機能が弱っている=容易に酸化チタンが肌に取り込むわけですから



高いSPF値&PA値を



酸化チタンでまかなっている場合の商品は




濃度もそれなりに確保しないといけませんから




ちょっとリスキーかなと思います。






紫外線吸収剤のアレルギーがないのであれば



ケミカルタイプの方が安全だったりします。




紫外線吸収剤も悪とされがちですが



最新の原料はカプセル化されて直接肌につかないだけではなく



紫外線エネルギーを吸収した際の熱エネルギーの影響を受けにくいようにしたり



紫外線を吸収した際に分解しにくい=肌負担が低い原料なんかも存在しますが




原価が高いので




従来のシリコーンなどのオイルに紫外線吸収剤を分散されている刺激性の高い処方の商品が多いですね。





ってな訳で




見方を変えれば




安全性が高い酸化チタンも



危険と捉える場合だって存在します。




成分は奥が深いです(笑)