個人的な見解です。
皮膚常駐菌のバランスが崩れてしまう原因は
内的要因も含まれますので
外的要因について書きたいと思います。
外的要因で一番乱すのは
やはり
クレンジングと洗顔です。
皮膚常駐菌を検索すると
合成界面活性剤はダメで
石鹸が良い!なんて記事がよくありますが
ちょっと待って下さい!!
石鹸は
脱脂力&洗浄力においては
最強クラスです。
さらに
(弱)アルカリ性でしか機能しませんし
お肌のセラミドやNMFなんかを奪う力も
それはそれはかなりのパワーです。
つまりは
角質層に存在する表皮ブドウ球菌(美肌菌)まで
洗浄しちゃいます。
まぁ
石鹸で洗うと
表皮常駐菌は90%前後取り除くと言われていますからね。。。
そして
表皮ブドウ球菌(善玉菌)は弱酸性で増殖し
黄色ブドウ球菌(悪玉菌)や
マラセチア皮膚炎など真菌類などの常駐菌は
アルカリ性で増殖します。
つまりは
美肌菌観点から見ても
石鹸で洗う事は不向きと思います。
石鹸の
唯一のメリットは
『アレルギー反応が極めて出にくい洗浄成分』だと言う事だけです。
なので
原価も安く、使用感もよく
超洗浄した上から医薬品=めちゃくちゃ薬が効く=良い皮膚科
なんて図式が成り立ちます。
※もちろん個人的見解です。