個人的見解です。
アンチエイジングを求めるにしても
肌荒れを改善するにしても
ニキビを改善するにしても
すべてのお肌に言える事ですが
まずは
素肌力を整える必要があります。
つまりは
『バリア機能の正常化』。
バリア機能は
大きく分けて3つです。
皮脂、セラミド、NMF
となります。
皮脂はお肌の表面。
セラミドとNMFはお肌の内部となります。
皮脂=油分
セラミド=脂質
NMF=水分(ほとんどがアミノ酸)
これを踏まえて
重要なのは
やはり
『洗う』です。
メイク落としや洗顔は
いかに
お肌に負担をかけないで
いかに
お肌の潤いを残しながら
不必要な汚れを
(メイク残りや、酸化皮脂、油溶性の大気汚染物質など)
落とすのか??
が重要です。
話が少しズレますが
アミノ酸系の界面活性剤である
ココイルグルタミン酸TEAと言う成分があります。
この成分は10年以上前に
『お肌に負担をかけないで適度に洗える成分』として
美容室専売品のシャンプーなどにバンバン起用されました。
ココイルグルタミン酸TEAは
類似成分として
ココイルグルタミンNa
や
ココイルグルタミン酸Kなどがありますが
ココイルグルタミン酸TEAを選択しているメーカーさんが多いのですが
その理由は
TEAタイプの使用感が良いからです。
肌や安全性を重視しているのなら
ココイルグルタミン酸Naを選択するのがベストだと私は思います。
それはさておき
同じココイルグルタミン酸TEAがベースの商品でも
製品によって
お肌の潤いを奪う率が異なります。
その大きな理由は
pH(ペーパー、もしくはピーエイチ)。
pHがアルカリ性、もしくは
アルカリ性寄りになればなるほど
洗浄力が高まります。
ですので
ほんとーに
お肌の事を考えて製品化をするのならば
洗顔は
弱酸性の『pH4~pH6』以内で処方を組むべきだと思います。
そもそもアルカリ性洗剤は
アルカリ性のパワーも加わり
セラミドやNMFなんかも
暴力的に奪います。
しかし
弱酸性ならなんでも良いのか?と言われれば
ノーです。
pHによるセラミドやNMF溶出を防ぐ為に
弱酸性と言うことです。
いくら弱酸性でも
強力な洗浄力や
強力にセラミドやNMFを溶出する洗顔で溢れていますから
弱酸性=良いとは思ってはいけません。
私は
洗顔&ボディーソープを開発しました。
お肌のセラミドやNMFを残しながら
洗えるホンモノを追求した結果は
『pH6.0』以下ので弱酸性で
選択洗浄成分の中で一番理想的な洗浄を実現すると思えたのは
ラウロイルアスパラギン酸Naでした。
ラウロイルアスパラギン酸Naをベースに
理想的な洗うを実現しているのは
エルクラシック・スキンケアソープとなります。
もうエルクラをお使いですよね?