2021.6/1より
『成分で未来をカエル』をモットーに
化粧品開発や販売を継続しつつ
現場でお客様に成分(商品)を伝えている現場のプロフェッショナル様を対象に
より深い成分の世界を伝える講師などの活動など
フリーランサーならではの
『身軽さ』を生かせればと思っております。
私が開発した
L-classic(エル-クラシック)
スキンケアソープや
badassクレンジング=メイク落とし
かじゅまるシャンプーなどの
『ネット販売の解禁』も視野にいれておりますので
ご期待して頂ければ幸いです。
美容師としては
どーしても私に担当してもらいたい!方は
アメブロのメッセージ機能でメッセージをして頂けばと思います。
※当面はご新規様の受付はしませんので、気長に予約待ちができる方のみメッセージを下さいませ。
※個人的見解です
すごく長い記事になりますが
『なるほど~』と思って頂けるような内容になっておりますので
ちゃんと閲覧していただければ光栄です☆
今一度
洗うとは何ぞや??を考えていきます!!
まずは
絶対的に低刺激性。
低刺激だけに特化させるなら
グリセリンやBGをベースにして
自由水対策=防腐剤対策をしまして
ラウロアンホ酢酸Naなどの
両性界面活性剤のみの一点張りで
あとは防腐剤で終了!!
って感じですね。
でもこんな構成じゃ
『洗う』と言う観点から見ると
ダメですね。
では次に
しっかり洗えるのに
低刺激を追求するなら
ラウレス‐◯カルボン酸Na=酸性石けん
※◯には数字
の一点張り処方がベストかなぁと思います。
でもこれでは
赤ちゃんや乾燥肌の方には洗浄力が高いかな~
濃度やpHなどで調整はできますが
それをしちゃうと酸性石けんの良さが薄れる処方になりますので
酸性石けんを一点張りにする意味は無くなります。
やはり
何度考えても
洗顔やボディーソープの
主剤は
選択洗浄機能のある界面活性剤がベストですね。
※選択洗浄機能とは、お肌のセラミドなどの潤いは残しながら洗う事ができ、洗浄力も弱すぎる事もなく、低刺激性、低残留性、高分解性を兼ね備えた高額成分で、不必要な皮脂汚れやお肌の表面に付着している排気ガスや黄砂なども、もちろん除去します。
そして
選択洗浄機能性の界面活性剤で
私が選んだのは
『ラウロイルアスパラギン酸Na』です。
洗浄機能、低刺激性、低残留性、高分解性
を兼ね備えた成分はそれなりに存在しますが
私が優秀だと思っているのは
☆ラウロイルアスパラギン酸Na
☆ラウロイルメチルアラニンNa
☆ココイルリンゴアミノ酸Na
などですかね~。
※あくまでもトップ配合するならの話です。
その中でアスパラギン酸を選んだ一番の理由は
『弱酸性領域』で
その機能力を発揮する成分は
『ラウロイルアスパラギン酸Na』だからです!!
※私的にはpHか6.0以下でないと弱酸性とは認めません(笑)
泡立ちや泡質、肌へのクッション性なども上質です!!
やはり
お肌は皮膚常駐菌の存在を避けるべきではないので、アルカリ領域による美肌には望ましくない常駐菌の繁殖を避けるべく、弱酸性で洗うのがベストです!
お肌を甘やかしてはいけないからアルカリ性で洗ってアルカリ中和機能を活性化させた方が良いと発信されている方もいますが
アルカリ石鹸で、お肌のセラミドや天然保湿因子などの潤い成分を根こそぎ取り除き
さらには皮膚常駐菌も根こそぎ取り除き
タンパク質変性率も
髪を痛める実験に使用されるような
ラウリル硫酸クラスの変性率を誇り
アルカリ中和機能が働いて弱酸性にお肌が保たれるまでにかかる時間は約6時間程度もかかるといわれています。
なので
そんな事実を把握しながらアルカリ石鹸を販売しているメーカーさんは
『洗浄は泡をのせたら時間を置かずに、すぐ流しましょう!』
みたいな最もらしいアピールの元
すぐ泡を流す推進につなげているメーカーさんも多いですね。
アルカリ中和機能の活性化を狙うなら
別に『洗う』で狙わなくても
お風呂上がりにアルカリ水を塗布するので良くないですか??
と言うのが私の見解です。
話を戻します(笑)
ラウロイルアスパラギン酸Naを主剤に
洗浄補助をするのに私がベストだと考えた成分は
先ほど書きました
酸性石けんである
ラウレス‐4カルボン酸Naです。
ラウロイルアスパラギン酸Naと
ラウレス‐4カルボン酸Naを主剤とした商品は
タカラベルモントさんの
エステシモシリーズしか私は知りません。
洗顔やボディーソープでは
L‐classicのみだと思います。
この組み合わせをしない理由としては
ラウロイルアスパラギン酸Naをトップ配合するのなら
やはり
メーカーとしては
アミノ酸系で統一して
アミノ酸系をウリにしたいでしょうね。
ラウロイルアスパラギン酸Naは
バリバリの高額なアミノ酸系界面活性剤
そして
ラウレス‐4カルボン酸Naは酸性石けんと呼ばれている成分で
『石けんの良いところだけを抜粋したような高額な成分』です!
アルカリの純石鹸ほどの洗浄力はありませんが、洗浄力の確保、低刺激、低残留、弱酸性、高生分解性の優秀で貴重な成分です。
どちらとも商品アピールの
『華を飾れる成分』ですので
『売る』視点からだと避ける組み合わせかな~と思ってみたりしています(笑)
洗浄主剤だけではなく
洗浄補助成分や
さらなる低刺激性の追求
さらなる低残留性の追求
そして
安全性が高いと言われている成分でも
とことん厳選に厳選を重ねて
ハッタリではない
美容液成分を選びぬいており
『洗う』はもちろん
ヌルネル感や滑り感の無い
しっとり(潤い)を実現しております。
※原価投入ハンパなし(笑)
やはり
ボディーケアはスキンケアのように
全身はできませんよね??
なので
『しっかりと必要な美容液成分だけを残すようにありえないくらいに贅沢配合しております。』
その結果。
☆今までカサカサしていたところがカサカサしない
☆顎ラインのニキビが改善した
☆かゆみが改善した
などなど
L‐classicをご使用されたお客様からは
『やっぱり成分』
『成分の違いでこんなに変わるの?』
『全くの別次元』
『今までの洗顔は何だったんだろう』
などなど
本当に
一切の妥協をせずに
開発して良かった!と心の底から思います。
開発日記的な記事をアメンバー限定記事でちょこちょこアップしていましたが
けっこうブレかけていた時もありましたよね
(笑)
そんな時は
お客様からのご意見で
軌道修正ができましたし
何よりも
何度も何度も試作品を試して頂いてお手数をかけました(土下座)
そのご意見の中心を探り探り調整しまして
洗顔&ボディーソープである
L‐classic(エルクラシック)
reQuest best skincare soap
(リクエストベスト・スキンケアソープ)
を完成する事ができました!
香りに至っても
超高額精油の中で
期待できる効果の高さ、期待幅、
感作性の低さ=アレルギー懸念や妊娠中や赤ちゃんにも使用できるほどのレアオイルである
ビターオレンジ花油(ネロリ)を採用。
香りの好みもありますが
何より
優雅な香りで心地よく
天然の精神安定剤と呼ばれるほどのリラックス効果。
そして
ほとんどの方が
ビターオレンジ花油単体の匂いを嗅いだ事がないと言う実情。
楽しみながら
スキンケアをしながら洗える
唯一無二の商品だと思います☆