ちょっぴりマニアックなお話をします。
まずは
私が開発したスキンケアソープの全成分を
↓↓↓↓
〈全成分〉
水、ラウロイルアスパラギン酸Na、ラウレス‐4カルボン酸Na、ラウロアンホ酢酸Na、ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース、ラウリルグルコシド、ジステリアン酸PEG‐150、ラウロイルシルクアミノ酸K、BG、ポリクオタニウム‐51、ヒメフウロエキス、ワイルドタイムエキス、セラミド2、セラミド3、セラミド6II、α‐グルカンオリゴサッカリド、アーチチョーク葉エキス、クダモノトケイソウ果実エキス、フラーレン、(メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマー、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、リンゴ果実培養細胞エキス、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、グリコシルトレハロース、グリチルリチン酸2K、レシチン、グリセリン、加水分解水添デンプン、イソステアリン酸フィトステリル、ペンタステアリン酸ポリグリセリル‐10、ステアロイル乳酸Na、ベヘニルアルコール、PVP、キサンタンガム、ペンテト酸5Na、クエン酸、クエン酸Na、ビターオレンジ花油、乳酸桿菌/ダイコン根発酵液、フェノキシエタノール、*トコフェロール*塩化Mg* 塩化Na
*はキャリーオーバー成分です。
さて
洗浄成分ではなく
美容液成分について語ります。
美容液成分は本当に何千種類もありますので
絞り込むのもひと苦労ですし
何よりも『安全性』を重視した選択をしていましたから
『最新すぎて配合事例の少ない成分は避けております!』
そして
植物エキスは
エタノール抽出されている原料は避けました。
決してエタノールが悪いわけでもありませんし
エタノール抽出の原料を否定している訳ではありません。
しかし
お客様は
『超敏感肌』や『アトピー性皮膚炎』のお客様も多いので
より低刺激性を意識しております。
効果を高める処方を狙うならば
ある一定以上の『濃度』が必要となります。
エタノール抽出の植物エキスは
ほぼ抽出後の原料は
全成分
水、エタノール、植物エキス
みたいな感じですので
植物エキスエキスをタップリ配合すればするほど
エタノールの濃度も高まります。
ですので
私は
植物エキスの配合は低刺激性の
『BG抽出』の原料を採用しております。
すでにお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが
よ~く全成分をみたら
洗浄成分のすぐ後に『BG』が表記してありますが
BGを単品で配合しているわけではありません。
つまりは??
このブログを網羅していただいてる方ならお解りですかね?(笑)
エキス類の話はまたゆっくりとします☆
今回は
『日油株式会社』が開発した成分を2種類について☆
その2種類とは
☆ポリクオタニウム‐51
と
☆(メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマー
を配合しております。
ポリクオタニウム‐51は
『リピジュア』と呼ばれる成分です。
(メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマー
は『セラキュート』と呼ばれる成分です。
聞いた事はありますか??
成分解説はまたゆっくりとしますが
どちらとも、洗い流しても落ちません(笑)
ちなみに
リピジュアは
↓↓↓↓

こんな感じです。(日油さんより引用)
このリピジュアだけでも
ポリクオタニウム‐51
ポリクオタニウム‐61
ポリクオタニウム‐64
ポリクオタニウム‐65
があります。
ここまでかネットに乗っている情報ですが
ポリクオタニウム‐51の原料でも
3種類あります。
医薬部外品原料として配合するならもっと種類があります。
成分表に乗っている表記名で成分鑑定やら
成分解析やらを行っているサイトも色々ありますが
鑑定や解析精度を上げるには
『原料』を掘り下げて勉強しなければ
精度はあがりません。
セラキュートも
セラキュートG
セラキュートF
セラキュートL
セラキュートV
などがありますが
私が配合したのは
セラキュートLです!(初公開)
私が発信しなければ
成分表からは絶対に判断できません。
化粧品って
奥が深いでしょ?(笑)
続く…