カラーをするたびに髪質が改善されるとか



パーマをするたびに髪が綺麗になるとか




痛まないパーマとか




何とも魅力的な言葉が飛び交っていますが




絶対にありえません!!!




まず




髪は死滅細胞です。





健康毛を



10とするなら



カラーで-2とします。



すると



髪は8になります。



しかし



メーカーによりけりですが



カラー剤には強力なシリコーンを始め




感触向上剤がタップリ配合されています。




なので



本当は8なのに




健康毛の10より




11くらいに感じるツヤ感や手触り感を演出=髪質改善




とアピールしている図式です!




※もちろん個人的見解です。




あと




トリートメントでパーマをあてる!!




みたいなアピールもありますが




パーマ液には




医薬部外品登録と



化粧品登録の薬剤がありますが




化粧品登録の場合



薬事法的には『トリートメント』と表記する事が可能です。




ただそれだけです。




原理原則は変わりませんので




トリートメントパーマだろうが



普通のパーマだろうが



同じです。




現在



カラーにしても



パーマにしても



どんな商材を使用しているか?



ではなくて



いかに



髪に負担をかけないで



カラーやパーマを施術するか?




が重要です。



よくあるパーマの失敗は



流れ作業のお店なんかは論外ですが




お客様の




本当の『髪余力』を誤って判断している美容室が多いような気がします。




同じカールを出すにも



髪への負担をマイナス1で抑えられる美容師もいれば



マイナス3を与えながらカールを出す美容師もいます。




ほとんどが



後者がリアルだと思います。




本当にお客様の



あとあとの事を考えた施術をしたくても



心がけても




☆知識


☆経験


☆成分を使いこなせる柔軟力




などが




絶対的に必要です。





魅力的なアピールには




ご注意を!!




髪が再生するとか



同化するとか



蘇るとか




あたかも



疑似ではなく



髪そのものを



復活させる的なアピールは




美容師さん自体がガッツリと



ダマサレテいますので




来店すれば



永遠とmyワールドをぶつけられ



商品をゴリ押しされたり



メニュー追加をひたすらススメられたりしますので



要注意です!!