鑑定記事ばかり書いていると
そろそろ
『ブログおもんないよ~!!』
って声が聞こえそうな予感なので
分かりやすく
『へぇ~』って思っていただけるような記事を書きたいと思います。
もちろん個人的見解ですので
信じるか信じないかは
あなた次第です(笑)
例えば
汚れが『10』あるとします。
その汚れを
ラウリル硫酸Naで
(一般的には石油系界面活性剤と呼ばれています。)
『洗浄力が10』のシャンプーを製造します。
このシャンプーを『A』とします。
そして
ラウロイルアスパラギン酸Na
(一般的にはアミノ酸系と呼ばれています。)
で『洗浄力を10』のシャンプーを製造します。
このシャンプーを『B』とします。
さて…
AとBのシャンプーの洗浄力は同じです。
だったらお肌に与える影響は同じなのか??
いいえ。違います。
洗浄剤の
☆残留性
☆刺激性
☆浸透性
などまったく性質は異なりますので
AとBの頭皮や髪に与える影響はまったく別物です。
ただ同じなのは
『洗浄力が同じなだけ』です。
仮にBのシャンプーの洗浄力が5だとしたら
Aのシャンプーと同じ洗浄をしようと思えば
2度洗いをすれば
AとBは同じ汚れを落とす事にはなりますが
やはり
髪や頭皮に与える影響は異なります。
実際
製造現場では
裏付けされたデータを元に
1日に5回や6回と人体実験でシャンプーをしてデータ取りも行われています。
Bのラウロイルアスパラギン酸Naのようなアミノ酸系の界面活性剤は
1日に5回シャンプーしても肌荒れや手荒れが極めて起こりにくい界面活性剤です。
そもそも
ラウロイルアスパラギン酸や
ラウロイルメチルアラニンなどのアミノ酸系界面活性剤は
お肌の潤いを取り過ぎずに
さらには
お肌に潤いを与える界面活性剤なんです。
まさに
補いながら洗うが成立してしまいます。
話はそれますが
予備洗いはショボイシャンプーを使い
本洗いは良質シャンプーを使い分ける方も多いらしいですが
個人的にはその使い分けはオススメできません。
コストはかかるかと思いますが
予備洗いと本洗いとで使い分けるにしても
良質な洗浄剤のシャンプーをお使いになられるのがベストです。
短期間では差が分かりにくい世界ですが
必ず継続の先には
『差』が現れます。
その『差』を
求めるか?
求めないか?
気にするか?
気にしないか?は
自分自身が判断される事だと思いますが
ここまで読んでくれている方は
成分を気にされる方しか辿り着かないですよね
(たぶん…)
なので
いかに
不必要な汚れをだけ落とし
お肌に負担をかけずに洗うか?が
ものすごく重要です。
毎日洗う文化の日本人には
そんなに洗浄力は必要ありません。
しかし、
皮脂は酸化するものですから
マイルドに洗い
抗酸化成分を始め
頭皮の老化やトラブルを防ぐ成分を残しながら洗うかが
究極のシャンプーだと思います。