ムースカラー?
流行りですよね!?
サロンのカラー剤との
違いは?
私の意見では
ほぼ同じです


大きな違いは
まず
ホームカラーは直接染料と呼ばれるものが、よく多用されています。
簡単に言うと
発色は早く
色が抜けやすい
次にアルカリ度数の違いです
市販品の方が高いのです。
理由はムラなく染める為です。
あとはカラーの匂いが
キツいと売れにくいので
揮発しにくい種類の
アルカリを使用する
メーカーもあります。
揮発させないという事は髪の毛や頭皮に
かなりアルカリが残るので
もちろん
ダメージにつながります
白髪染めなら頭皮にまで
がっつり残ります
もちろん私は
残留アルカリや
残留過酸化水素の
除去を行いますし
アルカリ度数の異なる
カラー剤を使い分けます
カラー剤を使い分けない店もありますし、
残留アルカリや
残留過酸化水素を
除去しないお店も
正直あります


『痛まないカラー』
『痛まないパーマ』
やってますか?
と
聞かれる事があります。
残念ながら
絶対にありえません。
ダメージを最小限に抑え
痛んでいないような
手触りで、お帰り頂く事は可能です。
普通、カラーで
明るくするには
アルカリや過酸化水素は必要ですし
パーマも
還元剤を使用しますので
確実に髪の毛に
負担はかかります。
例えば
パーマをかける前の状態が100とします
パーマで20%負担がかかったとして
トリートメントで20%補いました
結果100でお客様を送り出すのですが
これを『痛まない』と
表現される店があるんです。
しかもかなりの数で

私は
痛まないとは
絶対に表現したくありません。
お客様の髪の毛100を
いかに減らさずに
施術するかに
全力を注ぎます。
アシスタント任せの
あやふやな時間管理なんて
嫌というほど
見てきました。
20%の負担で済むのに
30%の負担にして
お客様を送り出す店には
絶対したくないし
これからもする気はありません。
こんな事はお客様は
気づかないので
自己満足と言ってしまえば
それで終わりですけど…