時代は新人を選ばない | 千里の道も0.1歩から

千里の道も0.1歩から

自由気ままに書き綴ります候

スポーツ界の新人。

今はこの二人が代表的だろうか。

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大谷翔平と藤浪晋太郎だ。
新人とはいえ、一軍で結果を残している。
しかし、その状況を驚愕という感覚を世間はあまり持っていないのではなかろうか。
あーそうなの?騒がれてるくらいだからそのくらい当たり前じゃないの?

かつて、松坂大輔がプロデビューした時の盛り上がりは凄かった。

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高卒離れした速球で片岡篤史さんを空振り三振した映像は今も頭にこびりついている。
それほど当時は衝撃的だった。
末恐ろしい18歳の虜だったのだ。

それから数年後、この二人がプロ野球界に殴り込んでくる。

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この辺りから新人なのに凄いという感覚は薄れてきていた。
そんな若手が居ても別に不思議ではないという既成概念が形成されていた。

しかし、新人みんなが彼らのような活躍をできているかといったら違う。
やはり、彼らだから成し得たと思うのだ。

何が彼らを導いたのかというと「目標」ではなかろうか。
彼らはそれを超具体的に己の中に持っているのだ。

サッカーでは本田圭佑がいい例だ。

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彼は小学生の頃から目標に対する接し方が周りの人間より具体的だった。
小学生時代の文集はそれを確証している。
彼の最終的な目標はわからないが、ACミランへの移籍も過程のひとつに過ぎないのだろう。

若手時代から結果を残す人間は目標を持っている。
それに邁進するから周りの騒ぎに影響されない。
常識にいちいち囚われない。
それを我々は図太い精神だという言葉で片付けてしまう。

次の世代は続々とやってくる。
さあ彼はどのような生き様を見せてくれるのか。

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