おはようございます、いのうぇです。


今日はTUTAYAで借りたDVD「ハーヴェイ・ミルク」を朝から見てました。

ハーヴェイ・ミルク [コレクターズ・エディション] [DVD]/出演者不明

¥4,935
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【解説】ハーヴェイ・ミルクは大卒後、海軍、証券アナリストを経て、ブロードウェイでプロデュース業を、その後ベトナム反戦運動に関わり、ゲイの解放運動へと至る。そして移住したサンフランシスコで、市政執行委員に当選。市長G・マスコーニと共にゲイだけではなくマイノリティ差別撤廃を働きかけたが、同じ委員である保守派のD・ホワイトによって、市長もろとも暗殺される。実在の事件を取上げたドキュメンタリー。’84年アカデミー長篇記録映画賞他を受賞。(TUTAYA onlineより)



この映画を見て、感じたことを少し。


マイノリティへの悪感情が、思ってた以上に根深いことを初めて知りました。

私自身が身近に、マイノリティであると言われる人を持たなかったためかもしれません。


ハーヴェイの活動はとても重要な活動であると思います。

なによりもまず、マイノリティと言われる人自身が声を上げることのできるきっかけを作ること。

これは大切なスタートだと思います。

作中でもハーヴェイと付き合いのあった人が述べていますが、具体的な知り合いがいると一般的な風評が当てはまらないことの多さに気づけるのだと思います。

そんな気づきを得た人が増えていくようになれば素敵ですね。


作中最後に、ゲイであるハーヴェイが殺害されたためかダンの罪が軽かったことに怒った人々が暴動を起こすシーンがあります。


私自身には想像できないことですが、やり場のない怒りからそうした行動に出てしまうこともあると思います。

しかし、そんな行動が傍から見る人々に「やはりマイノリティの人々は……」という気持ちを抱かせ、マイノリティへの嫌がらせ(この表現は軽すぎる気もしますが)を黙認させることになるのだと思いました。


一方で、ハーヴェイが死んでしまった時の、無数の人々がろうそくを持って夜のSF市内を歩く光景は圧巻でした。

あのような活動を通して、人々の意識を改めていければ素敵だと思います。


マイノリティへの苦手意識を全くなくすのは難しいかもしれません。

苦手な人なんてマイノリティでなくとも無数にいます。

目つきが嫌だとか、しゃべり方が嫌いだとか。


それでも、その苦手意識を社会通念化して人権を無視するような行為を黙認させないことはできると思うのです。


そうなれば、本当に素敵だと思いますね。
お久しぶりです、いのうぇです。


実は来週に岩手県への旅行を企画しています。

友人と二人、ボランティアに行こうではないかと奮起いたしました。



狙いは一本松のある陸前高田市でした。


ボランティアセンターのサイトをチェック!

付近の旅館を確認すると……



あれ、埋まってる。

意外と人が来てるのね。


なんて、話してました。


そして次の宿。

ふと、Googleのストリートビューでその場所を確認したら……



そこ、何もありませんでした。

検索地を示すアイコンがホテルだと言うんだが、更地。


一年経って改めて恐ろしさを感じさせられました。

なるほど、こうなるのかと。


(ストリートビューはどうやら去年の夏の写真で構成されていました)


今回は結局ホテルや日程の折り合いが着かず、ボランティアはしないことになりました。


それでも、今後もまだまだ被災地支援が必要である事実を痛感させられました。


調べると普通の震災募金と異なった具体的な目標を掲げる募金もあるようですね。

そのほうが、募金が役に立ってる実感が得られるかも!なんてちょこちょこ調べてます。
どうも、いのうぇです。


今日は同僚と話した内容からちょっと考えたことを書きます。



国語について話してましたが、まあどの教科でも言えることでしょう。



国語では、知識を問う問題は全体の始めや最後に全得点の10分の一くらい出題されることが多いです。


そこで失点しては周囲に差をつけられるという点で大切な部分ではありますが、配点の少なさから軽視されがちです。


そこで、知識の大切さを説くときに、「ピラミッド」が登場します。


知識が土台となり、

読解力が乗っかり、

表現力・作文力が乗っかる


みたいなピラミッドです。


先生ごとに違いはあってもたいてい土台は知識でしょう。



綺麗な正三角形をしています。





しかし、それでは困るのです。


知識の上にそんな簡単に読解力は乗らないし、ましてや表現力など簡単には支えられない。


食物連鎖のピラミッドも個体数で表すとビックリするほど歪になります。


土台はその一つ上を支えるのに10~100倍くらいの量を必要とするのです。


まずは、知識を貯めること。


問題量が少ない。

配点が少ない。


こうしたことに惑わされて、軽視してはなりません。