ブランドと聞くと皆さん何思い浮かべますか?


私なんかはエルメスやグッチのような海外の高級品を思い浮かべました。



しかし、本来全ての企業が自らのブランドを自覚しそれを構築していかねばならないという。


なぜ貴方はウェンディーズでなくマクドナルドへ行くのか?

なぜ貴方はペプシでなくコカ・コーラを買ったのか?



それはブランドに影響されている。

貴方はマクドナルドに、コカ・コーラにより感情を掻き立てられたのだ。


この本の考えは別に経営者だけに必要なものではない。

従業員だって己をブランド化していかねば「大勢の社員の一人」から抜け出せない。


経営者が、各部門のリーダーが、そして従業員がブランドを意識してこそブランドが社会で意味を持つ。


まさに副題の通りの「理屈を超えた強さ」を知るための一冊




まあ、個人的にはヴァージンのリチャード・ブランソンの話が好きでしたね。

彼の考え方、行動の全てがブランド論に関係なく面白いと思う。

実際、ブランド論を読もうとするよりブランドの世界の人たちに触れる一冊とすると楽しめるかもしれない。

堅苦しい議論の少ないおかげで厚さの割にすらすら読めますよ








ブランド!ブランド!ブランド!―理屈を超えた強さをいかに築くか/ダリル トラヴィス

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