カフェソウセキと漱石山房記念館 | inoui(イヌイ)の制作日記

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革小物、アクセサリー


牛込神楽坂にある漱石山房記念館内のcafesosekiへ。
お目当てはこちら。
長崎堂のバターケーキ!

何かで見て調べてみると東京ではここでしか食べれないとの事。

上野御徒町から5駅と意外と近いなぁと、丁度おやつの時間にやってきました。 


そうしたら、銀座本店では予約しないとなかなか買えない"空也もなか"もあるじゃない!
もちろん追加。

ここまで来て記念館を観ないのも失礼なので入館。入り口すぐに当時の書斎が再現されてました。(ここは撮影OK)
こういう再現されてるのが大好きな私。
学芸員さんが色々親切に教えてくれましたが、一つ謎の物体が...
このスタンドに紙が並べられてるの、何だろう?
知ってる人がいたら教えて欲しい。

私の予想としては、医療器具みたいなモノを漱石が書き損じの紙置き場にしたんじゃないかなぁと....多分違うけど、想像するとウキウキしますね。
 
そして展示の道案内をしてくれるのが黒猫さんというのも洒落てます。
(こちらは撮影許可を頂きました)
多分、黒猫さん全部見つけれたと思いますが、何と最後は...
ワンコ。

何故と思っていたら警備員のおじさんが、漱石は猫以外にも犬や文鳥も飼っていてお隣に猫塚があるから見て帰ると良いですよー
と親切に教えてくれた。

で早速お隣の漱石公園の猫塚へ。
ここにあの有名な猫が眠ってるのね...
と思ったのも束の間、
公園を管理してるおじさんから、猫塚は戦後に敷地内を移動している過去がある事を聞く。
まぁ、いいか。

"夏目漱石さん、長崎堂のバターケーキ目当てに訪れたけど結構貴方に興味が湧いた一日でしたよ"
と見慣れた顔に挨拶。


正直、坊ちゃん、こころ、三四郎、我輩は猫であるといった教科書に載るような作品しか読んでなかったので、改めて漱石の言葉に向き合ってみたいなぁと感じた...

そういえば随筆は読んだ事がなかったなぁと「硝子戸の中」を買って帰りましたとさ。

また、美食家だった漱石の好物=バターケーキが食べたくなったらここに行こ。