私、よく生徒さんに尋ねます。
演奏中、息してましたか??
みなさん、、、、
「あ、、、必死すぎて、息してなかったです、、、」
死んでたんか〜い
てな訳で、、、
今日は、呼吸のお話なんぞ。。。
歌う場合は、息しないと本当に死んでしまいますから、
嫌でも息しますよね。。。
歌い始めも息を吸ってから始めますよね。
でも、ヴァイオリン・ヴィオラを演奏する時って
息しなくても弾けてしまうのです、、、、
しか〜し!!!
聴いている方は、苦しいのなんのって
息して〜お願いやからっっっっっっ
って思ってしまう。
息のない演奏ほど、聴いていて過酷なものはありません笑。
ほんまに、、、
そこで大切な、息継ぎと呼吸。
まずは、息継ぎ。
曲の始まりで鼻から息を吸って初めてもらいます。
歌うときと同じ要領です。
曲のテンポで息を吸うのがポイントですよ
4拍子の曲なら、1、2、3、4と自分の中でテンポを決め
カウントして演奏を始めますが、
1、2、3、4の4で鼻から息を吸って演奏開始
3拍子なら、1、2、3の3で鼻から息を吸って演奏開始
そして、曲途中、フレーズ最後に4分休符があれば、
そこでも鼻から息を吸って次のフレーズへ。
歌も必ずブレスするところがありますね。
ヴァイオリンでも同じです
そして、次に、呼吸。
私がよくレッスンの中で取り入れているのは、
ボウイングと一緒に、深く呼吸をする、というもの。
まず、大きく息を吸って〜
弓を根元に持っていき、息を少しずつ吐きながらダウンボウで弓先まで。
どの解放弦からでも構いません。
全弦でします。
息を吐ききって、弓先まで行ったら、次はそのまま息を吸いながらアップボウで根元まで。
ゆっくりゆっくり何回も、です
ヴァイオリンの場合、呼吸は弓ですから、
呼吸を意識しながら、これがロングトーンの練習。
開放弦でできるようになったら、次は、今やっている音階でチャレンジしてみてくださいね。
そうすると、緊張もほぐれてきます。
練習のはじめに、ぜひ取り入れてみてください
音が変わってくるはずです
歌うように弾けるようになったら素晴らしい