DVDにて映画『哀愁シンデレラ』を鑑賞。

 

 

この映画、前半と後半でエグいくらいに映画の様相が違う。

 

 

散々な家庭環境から、必死な思いをして幸せな家庭を築く。

 

 

その前半のストーリーの幸せっぷりを、嫌って言うほど見せつけられるだけに、後半からの色んな物が崩れていく流れが、まさに絶妙。

 

 

胸が締め付けられるほど、嫌な思いをしていくが、そこに清々しさを感じるくらい。

 

 

そして『田中圭さん』『土屋太鳳さん』子役の『cocoさん』の3人の壊れっぷりも、すごくいい!!

 

 

特に『cocoさん』に関しては、この映画が初めての演技らしいのですが、めちゃくちゃ上手い。

 

 

本当に初めて?っと思わされるくらい、自然でヤバい子供を演じている。

 

 

スーパー小学生です!!

 

 

才能溢れるのが羨ましい。

 

 

『田中圭さん』『土屋太鳳さん』も普段の優しいオーラのフリが効いているからこそ、より一層狂気じみた演技に引き込まれていく。

 

 

そしてラストは、もうそれそれはさすがの胸糞の悪さ。

 

 

ただ、この映画を見ると母親の大変さ、子供への愛情表現、どこまで家族を信じ、そして疑えばいいのか??

 

 

そういう人間の根底にあるイヤなところをついてくるし、色々と考えさせられます。

 

 

そんな角度から映画を見てみると、また違った感覚で楽しめるかもです。