奇妙 礼太郎(きみょう れいたろう/1976年9月12日~)は、日本のシンガーソングライター、ミュージシャン。

 

 

 

1976年9月12日生まれで、大阪府東大阪市出身。本名非公開。

 

浜田省吾、長渕剛、CHAGE and ASKAなどのJ-POP、リトル・リチャードやサム・クックといったリズム&ブルーズやロックンロールから大いに影響を受ける。

 

高校生でギターを始める。

 

大学時代は軽音楽部に所属し、バンドで活動。

卒業してからもそのまま音楽を続ける。

1998年頃から、プロのミュージシャンとして活動を開始。

 

 

2001年頃から、ロック・バンド「アニメーションズ」(THE ANIMATIONS)の活動を開始。ラインナップは、奇妙礼太郎(Vo,G)、生島良太郎(G,Cho)、上田太一(B,Cho)、Qちゃん(Ds)。なお、「奇妙礼太郎」は芸名。

 

 

2004年12月20日、サニーデイ・サービスの曽我部恵一に見初められ、Rose Recordsのコンピレーション・アルバム『私たちの音楽 vol.1』に参加。

 

 

2005年、アニメーションズがセルフタイトルの1stアルバム『THE ANIMATIONS』をリリース。しかし、これ以降、アニメーションズの活動は縮小してゆく。

 


2008年、ビッグ・バンド「奇妙礼太郎トラベルスイング楽団」を大阪で結成。ライヴ毎に参加ミュージシャンが異なり、ラインナップは固定されていない。参加メンバーは以下の通り。奇妙礼太郎(Vo,G/アニメーションズ,天才バンド)、手島幸治(Ds/点s無いバンド)、バンド・リーダーのPEPE安田(B/オオサカズ)、塩見哲夫(G/オオサカズ)、文博信(Key)、サワノ(Key)、増谷紗絵香(Pf/Saetsu,オオサカズ)、岩井ロングセラー(Org/BAGDAD RIDDIM SECTION,オオサカズ)、キツネうどん(別名:濱田剛史/Perc/オオサカズ,タメリ倶楽部)、トミー(Tb/オオサカズ)、高橋かをり(Tb)、棚瀬祐也(Tb)、山藤卓実(Tp)、長山動丸(Tp/オオサカズ)、田中優至(テナーSax/La Turbo,田中優至の東京爆発サックス団)、増川"マスコ"紀子(アルトSax)。

 

 

2009年11月11日、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団の1stアルバム『KING OF MUSIC』をSNEEKER BLUES RECORDSから発売。“機嫌なおしてくれよ”などを収録。

 

 

2011年4月5日、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団の2ndアルバム『機嫌なおしておくれよ Yogurt & Koyas Remix』を発売。

9月7日、それまで発表した代表曲をソロとトラベルスイング楽団の両方のスタイルで披露するスタジオ録音のスプリット・アルバム『GOLDEN TIME』を「奇妙礼太郎/奇妙礼太郎トラベルスイング楽団」名義でGrand Galleryから発売。

同年、オムニバスアルバム『VELVET SONGS』に、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団名義で、“ルージュの伝言”を収録。


2012年4月4日、『GOLDEN TIME』をライヴで再現した音源を収めたアルバム『LIVE GOLDEN TIME』を「奇妙礼太郎/奇妙礼太郎トラベルスイング楽団」名義で発売。スタジオ盤とライヴ盤の2枚で展開したソロとビッグ・バンドのスタイルの使い分けは、奇妙礼太郎のソロ活動の可能性を明確に照らすものとなった。

5月から放映されたMeiji Seika「ファルマ」テレビCMを皮切りに、数々のCMソングを担当。

7月18日、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団の4thアルバム『桜富士山』をP-VINEから発売。オリコン81位。

 

 

10月、大阪・Shangri-Laにて、アニメーションズとして久々のライヴを実施。


2013年3月1日、会場限定で、ソロ・アルバム『HOLE IN ONE』を発売。

3月、前年2012年10月の大阪で行ったアニメーションズのライヴ音源を収めたアルバム『ANIMATIONS LIVE!』を発売。

9月18日、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団のライヴ・アルバム『Live!』を発売、オリコン211位。

9月18日、SHINCO(スチャダラパー)や曽我部恵一なども参加したリミックス・アルバム『GOLDEN TIME REMIX』をソロ名義でGrand Gallery Japanから発売。

10月23日、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団の5thアルバム『仁義なき恋愛』を発売、オリコン85位。

 

 

 

同年、テシマコージ(奇妙礼太郎トラベルスイング楽団)、テシマコージ、Sundayカミデ(ワンダフルボーイズ)の3人で「天才バンド」を結成。

 


2014年4月30日、天才バンドの1stアルバム『アインとシュタイン』をHIP LAND MUSICからリリース。オリコン69位。

 

10月2日、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団によるカヴァー・アルバム『東京ブギウギ』をリリース、“オー・シャンゼリゼ”や“赤いスイートピー”などを収録。オリコン60位。

 

 

 

 

2015年3月20日、天才バンドの7インチ・1stシングル“天王寺ガール”を発売。

 

4月30日、レーベルをワーナーミュージック・ジャパン (Warner Music Japan)の「unBORDE」へ移し、天才バンドは2ndアルバム『アリスとテレス』がメジャーデビュー。“ロックジェネレーション”、“Joy to the world!”などを収録。オリコン49位。

 

 

 

5月23日、会場限定でソロ・アルバム『また春がきた』を発売。

同年、サントリー「オールフリー」CMで、奇妙のカヴァーした松田聖子の“瞳はダイヤモンド”、“白いパラソル”が起用される。一部では奇妙本人も出演した。

 


2016年2月、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団は全国7カ所を周る全国ツアーを催行。

4月1日、ツアー終了後、大阪のユニバースにて開催したラスト・ライヴを以って、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団が解散。

4月20日、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団のライヴ・アルバム『ラスト・ツアー 〜ザ・グレート・ロックンロール・スイング・ショウ〜』を発売、オリコン96位。

7月1日、天才バンドの所属するunBORDEから、配信限定シングル“七色LADY〜DADADA花吹雪20万年ガール”をリリースして、メジャー・ソロ・デビュー。

 

10月、帝人「DAKE JA NAI」CMソング“だけじゃないサンバ!”を楽曲提供。



2017年2月、映画『天使のいる図書館』の主題歌に、奇妙の“欲望のしるし”が起用。

 

6月21日、天才バンドの3rdアルバム『ロミオとジュリエット』をリリース、“僕らのLove Song”などを収録。オリコン156位。

 

 

9月13日、メジャー1stソロ・アルバム『YOU ARE SEXY』をリリース。“君はセクシー”、“欲望のしるし”などを収録。オリコン52位。

 

 

 

2018年9月14日に公開された、吉田恵輔の監督・脚本映画『愛しのアイリーン』主題歌に“水面の輪舞曲”が起用される。

 

9月26日、2ndソロ・アルバム『MORE MUSIC』を発売、“エロい関係”、“水面の輪舞曲”などを収録。オリコン80位。

 

 

 

2020年8月26日、日本におけるスライド奏法の第一人者で元憂歌団のブルーズ・ギタリスト内田勘太郎とともに、彼が拠点を置く沖縄でレコーディングを実施したコラボレーション・アルバム『アイコトバハ』を「奇妙礼太郎と内田勘太郎」名義で、内田の個人レーベル「極東楽音」から発売。数年前から交流があり、度々セッションで音と魂を交えて来た二人。礼太郎を想定して勘太郎が書き下ろした曲が大多数を占める15曲は、リアルで生々しく臨場感のあるアコースティックサウンドが満ちている。

 

 



2021年、ビクターエンタテインメント内のレーベル、CONNEXTONEに移籍。

6月9日、プロデューサーに早瀬直久(ベベチオ)を迎え、ソロ初となる1stミニ・アルバム『ハミングバード』をCONNEXTONEから発売。オリコン69位。

 

 

7月14日、ソロ名義で7インチ・シングル・レコード“humming bird/アスファルト”をbud musicから発売。

 

 

9月24日、配信限定ソロ・シングル“君が誰かの彼女になりくさっても”を、移籍したCONNEXTONE(ビクターエンタテインメント)からリリース。

 

10月8日、ソロ名義でカヴァー・アルバム『song book #1』をビクターエンタテインメントから配信限定リリース。

 

 

2022年4月13日、3rdソロ・アルバム『たまらない予感』を発売、“あたいのジーンズ”などを収録。オリコン51位。

 

 

 

11月30日、配信限定ソロ・シングル“I LIKE”をリリース。

 

 

2023年、プロのミュージシャンとして活動を始めてから25周年を迎える。

4月12日、配信限定ソロ・シングル“散る 散る 満ちる feat. 菅田将暉”をリリース。

 

6月21日、ソロでは初となったセルフ・タイトルの4thソロ・アルバム『奇妙礼太郎』をCD2枚組のヴォリュームで発売、オリコン37位。先行リリースした“散る 散る 満ちる feat. 菅田将暉”や、羊文学の塩塚モエカをフィーチャーした“春の修羅”、“いつのまにか猫”など、全22曲を収録。アニバーサリー・イヤーを飾るにふさわしい、今の奇妙礼太郎を最大限に表現した作品となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(参照)

Wikipedia「奇妙礼太郎」「奇妙礼太郎トラベルスイング楽団」「天才バンド」

 

 

 

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