n-buna(ナブナ/1995年8月17日~)は、日本の作詞家、作曲家、編曲家、ボカロP、ミュージシャン。
1995年8月17日、n-bunaが誕生。本名非公開。岐阜県出身。
中学校2年生の時、エレキギターを購入し、音楽活動を始める。
その後、母親からノートパソコンを譲り受けたことがきっかけとなり、デスクトップミュージック(DTM)を始める。
2012年、ニコニコ動画に“アリストラスト”(作詞・曲:n-buna/以下同)を投稿し、VOCALOID(ボーカロイド)を使用して楽曲を制作するプロデューサー=ボカロPとしての活動を始める。
2013年に投稿した“透明エレジー”で、ニコニコ動画のVOCALOIDカテゴリのデイリー総合ランキングで自身初の1位になる。
2014年4月26日、同人アルバム『カーテンコールが止む前に』を発売する。
2015年7月22日、初の全国流通アルバム『花と水飴、最終電車』を発売する。
2016年7月6日、2枚目の全国流通アルバム『月を歩いている』を発売する。
8月14日、『月を歩いている』位。の購入者を抽選で招待するという形で、初のワンマンライヴを開催する。
2017年、n-bunaのワンマン・ライヴにゲスト・ヴォーカルとして参加した「suis」(スイ)とともに、ロック・バンド「ヨルシカ」を結成。パーマネント・メンバーとしてsuisはヴォーカル、n-bunaはコンポーザー兼ギタリストを務め、他のパートはレコーディングやライヴ時にサポート・メンバーで構成、キタニ タツヤ(1996年2月28日-/B)などが参加している。ヨルシカというバンド名は、1stミニアルバム『夏草が邪魔をする』の収録曲“雲と幽霊”の歌詞の一節「夜しかもう眠れずに」から採った。
6月28日、ヨルシカの1stミニアルバム『夏草が邪魔をする』を発売。撮影・アートディレクションはロゴデザインとともに久保木香が担当。“雲と幽霊”、“言って。”などを収録。オリコンアルバム週間ランキング最高位32位。
7月9日、新宿ブレイズにてヨルシカの1stライヴを開催する。
2018年5月9日、ヨルシカの2ndミニ・アルバム『負け犬にアンコールはいらない』を発売、“ただ君に晴れ”収録。オリコン5位。
12月27日、ヨルシカの1st配信シングル“藍二乗”をリリース、音楽チャート『Billboard JAPAN』の「Download Songs」(以下「DL」)76位・同「Streaming Songs」(以下「ST」)74位。
2019年3月15日、2nd配信シングル“パレード”をリリース。
4月10日、1stフルアルバム『だから僕は音楽を辞めた』を発売、“だから僕は音楽を辞めた”収録。オリコン5位。
6月24日、3rd配信シングル“心に穴が空いた”をリリース、帝京平成大学2019年度テレビCMソング。音楽チャート『Billboard JAPAN』の「Hot 100」(以下「JPN」)44位・DL32位・ST58位。
8月2日、“雨とカプチーノ”を配信シングルとして先行リリース、JPN95位・DL84位・ST43位、STゴールド認定。
8月28日、2ndフルアルバム『エルマ』をユニバーサルJから発売して、ヨルシカとしてメジャーデビューする。ドラマ『言の葉』メインテーマソング“ノーチラス”収録。オリコン3位。
11月27日、トリビュート・アルバム『井上陽水トリビュート』にヨルシカとして“Make-up Shadow”(作詞・曲:井上陽水/編曲:n-buna)のカヴァーで参加。
2020年2月、第34回日本ゴールドディスク大賞にて、「ベスト5ニューアーティスト【邦楽】」を受賞。
3月4日、4th配信シングル“夜行”をリリース、JPN39位・DL22位・ST78位。
4月22日、5th配信シングル“花に亡霊”をリリース、JPN6位・DL3位・ST20位、DLゴールド・STプラチナ認定。
6月3日、“春ひさぎ”を配信シングルとして先行リリース、JPN23位・DL17位・ST62位。
6月18日公開の長編アニメーション映画『泣きたい私は猫をかぶる』に、主題歌として“花に亡霊”、挿入歌として“夜行”、そしてエンドソングに“嘘月”を提供。
6月24日、“思想犯”を配信シングルとして先行リリース、JPN25位・DL15位・ST43位。
7月、Simejiランキング10代1,900人が選ぶ「2020年下半期 さらにヒットしそうなアーティストTOP10」でヨルシカが1位に選出。
7月22日、アルバムのタイトルトラック“盗作”が配信シングルとして先行リリース、ソーシャルゲーム『FFBE 幻影戦争』TVCMソング。JPN30位・DL42位・ST57位。
7月29日、3rdアルバム『盗作』を発売、漫画『よふかしのうた』PVソング“逃亡”収録。オリコン・アルバム週間チャートでは最高位2位ながら『Billboard JAPAN』「Hot Album」では1位を獲得、さらにiTunes、Apple Music、LINE MUSICなど各ストリーミングサイト及びダウンロードサイトでランク1位を独占し、サイトカテゴリー別も含めると計18冠を達成した。
8月29日、ヨルシカの“ただ君に晴れ”のMVの再生回数が1億回を突破。n-bunaの作詞作曲編曲した作品のMVで1億回再生を突破したのはこれが初である。
10月7日、6th配信シングル“風を食む”をリリース、TBSテレビ系『NEWS23』EDテーマに書き下ろし、9月28日より使用された。JPN49位・DL9位・ST67位。
2021年1月9日、7th配信シングル“春泥棒”をリリース、JPN23位・DL7位・ST37位、DLゴールド・STプラチナ認定。
同日、ヨルシカ初の配信ライヴ「ヨルシカ Live 前世」を開催。
1月27日、3rdフルアルバム『盗作』の続編であり、TBS『news23』のEDテーマ曲として使用されている“風を食む”や「大成建設」TVCMソングに起用されている“春泥棒”などが収録されたヨルシカ1stEP『創作』を発売。
2月12日、YouTube Channel「ヨルシカ/n-buna Official」がチャンネル登録者200万人を突破。
4月3日、“だから僕は音楽を辞めた”のMVの再生回数が1億回を突破。
6月7日、8th配信シングル“又三郎”をリリース、dアニメストア『キミの好きに出会おう(告白)』篇CMソング。JPN17位・DL4位・ST64位。
7月27日、“言って。”のMVの再生回数が1億回を突破。
8月18日、9th配信シングル“老人と海”をリリース、「STAFF START」CMソング。JPN43位・DL10位。
8月19日、suisの新型コロナウイルス感染を公表。予定されていた『ヨルシカ LIVE TOUR 2021「盗作」』の名古屋、神戸公演が延期となった。
9月1日、suisが経過観察期間を終え、体調が回復したことを発表。
10月6日、10th配信シングル“月に吠える”をリリース、JPN31位・DL4位・ST96位。
2022年、ヨルシカ LIVE TOUR 2022「月光 再演」開始。
7月4日、11th配信シングル“ブレーメン”をリリース、JPN22位・DL8位・ST86位。
7月25日、12th配信シングル“左右盲”をリリース、映画『今夜、世界からこの恋が消えても』主題歌。JPN11位・DL2位・ST31位。
8月29日、13th配信シングル“チノカテ”をリリース、カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『魔法のリノベ』主題歌。JPN27位・DL3位・ST83位。
11月22日、“花に亡霊”のMVの再生回数が1億回を突破。
同年、『盗作』が第13回CDショップ大賞2021に入賞。
2023年1月12日、14th配信シングル“テレパス”をリリース、DL23位。
同年、ヨルシカ LIVE 2023 「前世」、そして LIVE TOUR 2023 「月と猫のダンス」がスタート。
2月1日、TVアニメ『大雪海のカイナ』OP主題歌“テレパス”を公開。
2月6日、“アルジャーノン”を配信シングルとして先行リリース、TBS系火曜ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』主題歌。JPN16位・DL2位・ST20位。
3月8日、“451”を配信シングルとして先行リリース、DL54位。
4月5日、自身初となる音楽画集『幻燈』を発売。EP『創作』以来約2年2ヵ月ぶりの作品であり、画集は加藤隆が描いた絵で構成されており、スマートフォンやタブレットのカメラを画集の絵にかざすことで読み込み、専用の音楽再生ページへ接続する仕様。映画『今夜、世界からこの恋が消えても』主題歌“左右盲”や、フジテレビ系ドラマ『魔法のリノベ』主題歌“チノカテ”などを収録。
5月8日、15th配信シングル“斜陽”をリリース、テレビアニメ『僕の心のヤバイやつ』OPテーマとして書き下ろされた。
6月24日、“第一夜”を公開。
(参照)
Wikipedia「n-buna」「ヨルシカ」
https://www.youtube.com/channel/UCRIgIJQWuBJ0Cv_VlU3USN
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