浜田 省吾(はまだ しょうご/1952年12月29日~)は、日本のシンガーソングライター。



1952年、広島県竹原市に生まれる。
広島県立呉三津田高校(野球部・出版部所属)卒業、神奈川大学法学部中退。

1972年、広島時代の音楽仲間とともに「AIDO」(愛奴)を結成。当時はドラム担当だった。

1974年、吉田拓郎のバックミュージシャンを務める。

1975年5月1日、アルバム『AIDO』とシングル“二人の夏”でCBS SONYからデビューしたが、
9月末には脱退。

 

 

1976年4月21日、アルバム『生まれたところを遠く離れて』、シングル“路地裏の少年”でソロデビューした。小さなライヴスペース、ライトバンでの移動から始まった地道なライヴ活動は確実に動員数を増やし続ける。

 

 

1979年8月21日、シングル“風を感じて”(作詞:浜田省吾・三浦徳子/作曲:浜田省吾/編曲:水谷公生)をリリース、日清カップヌードルCMソングに起用され、オリコン最高位25位ながら累計10万枚以上を売り上げた。


1981年9月21日、アルバム『愛の世代の前に』をリリース。

 

11月21日、アルバム『愛の世代の前に』から“悲しみは雪のように”がシングルカットされたが、この当時はほとんどヒットしなかった。

 

1982年11g発21日、アルバム『PROMISED LAND 〜約束の地』をリリース、オリコン4位。


1983年8月13日には福岡・海の中道海浜公園にて初のワンマン野外コンサート "A PLACE IN THE SUN"を開催し25000人を動員。
12月1日、セルフカヴァー・バラード・セレクション・アルバム『Sand Castle』をリリース、浜田がホリプロを離れ、新たに設立した個人事務所「ロード&スカイ」に移籍し作成した初のアルバム。オリコン6位。

1986年7月16日、アルバムからの先行シングルとして、デビュー曲“路地裏の少年 (FULL VERSION)”をリアレンジしてリリース、デビュー時にはカットされた3番を復活させた表題曲がヒットし、オリコン11位。
9月4日、2枚組のアルバム『J.BOY』が自身初のアルバムチャート第1位を獲得。

 

 

1988年3月16日、アルバム『FATHER'S SON』をリリースし、オリコン1位。

 

8月20日の静岡浜名湖畔・渚園での「A PLACE IN THE SUN」では当時驚異的ともいえる52000人を動員した。

1989年9月1日、セルフカヴァー・バラード・セレクション第二弾となるアルバム『Wasted Tears』をリリース、オリコン1位。

1990年6月21日、16枚目のアルバム『誰がために鐘は鳴る』をリリース、オリコン2位。


1991年9月1日、セルフカヴァー・バラード・セレクション第三弾『EDGE OF THE KNIFE』をリリース、オリコン1位。

1992年2月1日、テレビドラマ『愛という名のもとに』の主題歌として起用されたのを機に、1981年にシングルリリースした“悲しみは雪のように”をリメイクし、挿入歌の“愛という名のもとに”とのカップリングで再シングル化。自身初のシングルチャート第1位を計10週にわたり獲得し、170万枚のセールスを記録する大ヒットとなった。

 

12月12日、シングル“アヴェ・マリア”をリリース、オリコン6位。

1993年9月6日、アルバム『その永遠の一秒に 〜The Moment Of The Moment〜』をリリース、オリコン1位。翌1994年4月25日に“星の指輪”がシングル・カットされた。


1995年、浜田省吾のレーベル "CLEAR WATER" 設立、同年7月には阪神淡路大震災のベネフィットシングル“我が心のマリアc/w恋は魔法さ”をリリース。このシングルは「浜田省吾with THE R&S Inspirations」という名でROAD&SKY所属アーティスト全員がレコーディングに参加したものであった。

1996年9月30日、シングル“さよならゲーム”をリリースし、オリコン4位になる。

 

11月、ソロデビューから通算20枚目にあたるアルバム『青空の扉』をリリース、オリコン1位。


1998年には20世紀から21世紀をまたぐツアー「ON THE ROAD 2001」 が4年がかりの構想でスタート。全国のホールやアリーナそして野外コンサートがスケジューリングされた長いツアーが敢行された。このツアーでは127ヶ所196公演を数え60万人もの観衆を動員。日本の音楽史上他に類を見ないコンサートとして注目された。
4月1日、29枚目のシングル“モノクロームの虹”をリリースし、オリコン5位。

 

10月1日、“LOVE HAS NO PRIDE GIVE ME ONE MORE CHANCE”をリリースし、オリコン10位。

2000年11月8日、自身初のベストアルバム『The History of Shogo Hamada "Since1975"』をリリースし、オリコン1位を獲得。

2001年8月にはアルバム『SAVE OUR SHIP』をリリース、オリコン2位。

 

8月1日、シングル“君の名を呼ぶ”をリリース、オリコン9位。


2003年9月、バラードアルバム第四弾『初秋』をリリース、オリコン3位。
9月10日、シングル“君に捧げるlove song”をリリース、オリコン4位。

2004年、アレンジャーの水谷公生・作家の春嵐・浜田の3人で音楽制作チーム「Fairlife」を発足、12月には同プロジェクトの1stアルバム『Have a nice life』をリリースした。

2005年4月、浜田省吾としてシングル“光と影の季節”をリリースしオリコン3位、続いて6月にはシングル“I am a Father”をリリースしオリコン5位になった。

 

 

7月には25作目のソロアルバム『My First Love』をリリース。
9月から全国アリーナツアーを敢行。
10月12日、37枚目のシングル“Thank you”をリリース、オリコン5位。

2006年4月21日ソロデビュー30周年を迎える。
8月9日、ベストアルバム『The Best of Shogo Hamada vol.1』、『The Best of Shogo Hamada vol.2』を2枚同時にリリースし、前者がオリコン2位、後者が同3位を記録した。
9月15日から「ON THE ROAD 2006-2007 "My First Love is Rock'n'Roll" 」というタイトルのツアーをスタートさせた。ソロデビュー30周年を迎えた年、原点であるホールツアーというスタイルで全国を廻るスケジュールが組まれた。

2008年4月2日、LIVE DVD『ON THE ROAD 2005-2007 "My First Love"』をリリース。このDVDは2005年のアリーナツアーと2006~2007年に渡って行われたホールツアーを収録した、約3年、全109公演の集大成となる映像作品となった。

2010年10月6日、CD『The Best of Shogo Hamada vol.3 The Last Weekend』、DVD『僕と彼女と週末に』同時リリース。CDはベストアルバム3部作の完結編として完成。30年以上に亘り浜田省吾が問いかけ、語りかけ続けてきたメッセージの数々が音や映像として再び蘇る作品となった。

2011年4月から10月まで全国アリーナツアーを敢行。ホーンセクションやストリングスのミュージシャンを含む総勢23人のメンバーで彩られた。ソロデビュー35周年のツアーにふさわしく、新旧の名曲をとりそろえた充実の内容のコンサートになった。
3月に起こった震災の為にこのツアーを進行して行く意味は大きく変わることにもなった。
4月25日、東日本大震災の復興のためのチャリティーコンサートを急遽、神戸にて開催。
6月には2度目の東日本大震災被災地復興支援コンサートをさいたまスーパーアリーナで2DAYS行い、2011年4月から始まった全国アリーナツアーがここで完結した。
9月にはそのツアーの模様を収録した、 LIVE DVD・Blu-ray・CD「ON THE ROAD 2011 “The Last Weekend”」をリリース。DVD総合チャート1位を獲得した。

2012年5月、震災の為延期していた宮城公演を開催。

2013年5月から7月にかけて通算8回目となるファンクラブイベントを開催。全国9カ所14公演を行う。イベント開催期間中には、東日本震災復興支援と海外-人道支援プロジェクトの為のチャリティーライブを神戸と東京で開催した。

2014年8月、MVを数多く手がける板屋宏幸監督の初作品映画『もういちど』が公開され、“君に捧げるlove song”が主題歌として起用された。

2015年1月に6曲入りのEP盤『Dream Catcher』をリリース。新曲“夢のつづき”は映画『アゲイン 28年目の甲子園』の主題歌になった。

 

4月、オリジナルアルバムとしては10年ぶりの新作『Journey of a Songwriter~旅するソングライター』をリリース。オリコン週間チャート2週連続1位を獲得した。2週連続の首位獲得は60代のアーティストとしてシングル・アルバムを通じて史上初の快挙となった。
9月からは全国ホールツアーをスタートさせた。

2016年、ソロデビュー40周年を迎える。
9月から12月まで5年ぶりのアリーナツアーを開催。前年発売のアルバム『Journey of a Songwriter~旅するソングライター』の曲と発売30周年を迎えたアルバム『J.BOY』の曲を織り交ぜた楽曲の数々が演奏された。
11月、『J.BOY』発売30周年記念のBOXセットも発売され、オリコン2位を獲得した。

2017年9月、自身初の洋楽カヴァーアルバム『The Moonlight Cats Radio Show Vol.1』、『The Moonlight Cats Radio Show Vol.2』を「Shogo Hamada & The J.S. Inspirations」名義で2枚同時にリリース。オリコンウィークリーチャートで1位、2位を獲得した。
同月から全国11都市でのファンクラブイベントを開催。

2018年9月にファンクラブツアーと連動したシングル“Good Night Angel / Love Train”をリリース。2曲とも70年代の楽曲のリメイクとなっている。

 

同月から全国12都市19公演のファンクラブイベントを開催。2019年1月まで続いた。

2019年9月、ファンクラブツアーと連動したシングル“凱旋門”とライヴ映像作品『Welcome back to The 70's "Journey of a Songwriter" since 1975君が人生の時~Time of Your Life』をリリース。シングルはカップリングに“明日なき世代”、“防波堤の上”を収録しオリコン4位。ライヴ映像作品は、2019年1月NHKホールでのチャリティーコンサートの模様を収録。

 

同月から全国14都市24公演のファンクラブイベントを開催。2020年1月まで続いた。

2020年9月9日、39枚目のシングル“MIRROR/DANCE”をリリース、オリコン2位となった。

 

11月11日、アルバム『In the Fairlife』をリリース、オリコン5位となる。

 




(参照)

Wikipedia「浜田省吾」

公式サイト