リビングカルチャーセンターで、やさしい漢詩の教室があります。

李白や杜甫、また日本人の漢詩をわかりやすく解説しています。

静 夜 思      静夜思(せいやし)   () (はく)

牀 前 看 月 () (しょう)(ぜん)月光を()

疑 是 地 上 () (うたご)うらくは()れ地上の(しも)かと 

挙 頭 望 山 月 (こうべ)()げては(さん)(げつ)(のぞみ) 

() (こうべ)()れては故郷(こきょう)を思う

 

 

楓 橋 夜 泊          (ふう)(きょう)()(はく)  (ちょう)  (けい)

月 落 烏 啼 霜 満 () 月落ち(からす)()いて霜天(しもてん)() 

江 楓 漁 火 対 愁 () 江楓(こうふう)漁火(ぎょか)愁眠(しゅうみん)に対す 

姑 蘇 城 外 寒 山 () 姑蘇(こそ)城外(じょうがい)(かん)山寺(ざんじ) 

夜 半 鐘 声 到 客 () 夜半(やはん)鐘声(しょうせい)客船(かくせん)(いた)

 

九月十三夜陣中作        九月十三夜陣中(じんちゅう)の作  上杉(うえすぎ)(けん)(しん)

霜 満 軍 営 秋 気 () (しも)軍営(ぐんえい)に満ちて秋気(しゅうき)(きよ)し   

数 行 過 雁 月 三 () 数行(すうこう)過雁(かがん)(さん)(こう)       

越 山 併 得 能 州 () 越山(えつざん)(あわ)せ得たり能州(のうしゅう)(けい)    

遮 莫 家 郷 憶 遠 () さもあらばあれ家郷(かきょう)遠征(えんせい)(おも)

 

皆さん真剣に、楽しそうに学んでいました。