張継の「楓橋夜泊」は掛軸や屏風によく書かれていますね。

書道の発表・展示会などでもよく見ます。

★月は西に落ち、烏は鳴き霜が空に満ちている。川岸のかえでや、いさり火が、うつらうつらした目に映る。姑蘇城(町)の外れにある寒山寺から、夜半を知らせる鐘の声が、私の乗っている船まで聞えてきた。

★この詩は、作者が楓橋のあたりで、夜船に泊まったときの旅愁を詠んだものです。日本でも特に有名で、掛け軸や、屏風などによく書かれています。また、書家のあいだでも好まれ、よく書かれる詩です。映画やTVの時代劇の背景などにもよく見られます。