今日は、杜牧の「山行」を取り上げてみました。

この詩は、「江南の春」とならび特に有名です。

山歩きをしながら秋の一日を情緒豊かに詠った叙景詩です。

★秋のもの寂しい山道を登ってゆくと、石の小道が斜めに続いている。更にその上の方、白雲が生ずるあたりに人家が見える。わたしは乗って来た車を止めて、夕暮れの楓の林を愛で眺めた。霜で紅葉した葉は、春二月頃に咲く花よりも赤く美しい。

次のように吟じてみました。

上の吟譜を参考に、自分なりに吟じてみてください