この詩は、平洲が長崎で勉学中、春の訪れとともに故郷への思いがつのり、両親を偲び作った詩です。両親を思う気持がつのり、夢で会えたことの喜びを素直に詠んでいます。平洲は親への孝心が非常に強かったといわれ、それでこのような夢を見、詩となったのしょう。

細井平洲は米沢藩主・上杉鷹山(ようざん)の師としても有名です。

私の好きな詩吟の一つです。井上