梅雨のはしりを思わせる小雨の1日。


掃除したり、チョコザップに行ったり、

読書したり。



読み終えたのは「ゲームの名は誘拐」

東野圭吾作。

明日からWOWOWでドラマになる。


2005年の作品だが、

映像化されるとなると、書店でも平置きに。

つい手に取ってしまった。


広告代理店で活躍していたが、

大手自動車メーカーの担当を外され、

メーカーの副社長に恨みを抱く主人公。


たまたま家出してきた副社長の娘を誘拐。

2人で結託して、副社長に「偽装誘拐」の

ゲームを仕掛ける、という話。



過去に「g@me」というタイトルで

映画化もされていて、

藤木直人と仲間由紀恵が出演している。


映画のレビューを見ると評判は悪くない。

でも小説を読んだ限り、私はちょっと😞


時代が違うので、携帯などのツールが

古いのは仕方ないが、

身代金の受け渡しなど、それは無理筋かと。


また偽装誘拐の裏で起きている大事件に

関係者が皆、あまりにもあっさりしていて。

そんな訳ないと思うけどね。


藤木直人の後書きによると、

東野圭吾は「登場人物全員悪人」の

小説を書きたかったらしいが。


そもそもこの小説は、

東野圭吾の若い頃の作品を

リライトしている。


東野圭吾には、他にもそういうのがあった。

駆け出しの頃の作品なので荒も多いが、

「東野圭吾」の名前で売れるのだろう。

かくいう私も買った1人だけどね。


ちょっとズルい気もするが、

本もなかなか売れなくて大変なんだろうね。


新しい作品が必ずしも面白くはないが、

発表から時間が経つと、何となく

世の中の雰囲気と合わなくなる事も。


また買う時の「面白そう」という気持ちが

積読してる内に、消えたりもして😞

気持ちが盛り上がってる時が読み時ね。






何となく盛り上がらない話になったので、

綺麗な花の写真をアップ。


明日も雨のようで、残念。