連日、なんだか不思議なことが続くので
超絶寝不足ですが
今日もがんばって書こうと思います。
昨日の夕方、自分でエネルギー整体の施術をしていました。
最初の部分だけやって、検査までは行かなかったんですが、
やりおわったあとに、ふと、あることを思い出しました。
いつだか、元彼にもらったコップがあります。
ムーミンの物語がすごく好きなので、ムーミン柄の陶器のコップです。
元彼にプレゼントとしてもらったものは、全て処分したのですが
なぜかこのコップだけが残っていました。
燃えないゴミのタイミングがいつも合わせられず、
忘れたり、過ぎていたり・・・
もう１年くらい経つのに、このコップ早く捨てたいな～
とずっと思い続けて、でもなぜか、面倒くさくてずっと置いたままでした。
これを、ついに捨てよう！
と、思い立ったのです。
確認すると、ちょうど明日が燃えないゴミの日でした！
そのコップには、英語で、ある文章が書かれてありました。
（写真に撮ろうと思ったんですが、写真として残すのももうやめようと思ったので、あえて撮りませんでした）
What luck that mymble told me you are still in love me.
TOEIC400点くらいしかないので
なんのこっちゃよく分かりませんが、これって、ちょっと意味深だなー
と思いました。
あなたが、まだ私のことを愛しているってことを、ミムラが私に話してくれたのは、なんて幸運なことなんだ。
みたいな感じで合ってますかね？
そのあと、時間を置いて、地震用の防災バッグを完成させようと
がんばっていました。
それで、ポーチがあればなぁと思って、戸棚をゴソゴソしていました。
すると、戸棚のなかから
あと２つ、元彼からもらったプレゼントが出てきたのです。
（この存在は忘れてたわ・・・）
と、思うようなものでした。
全部捨てたと思っていたのに、まだこんなにあったんだぁと自分でも驚きました。
それも、燃えないゴミだったので、マグカップと一緒に詰めて、ゴミ置き場に捨てに行きました。
なんだかスッキリした
明日、ゴミ収集車が来てくれれば、すべて綺麗になくなる
と、思ったその日でした。
その日の夜、寝るときになって、
ふしぎな感情が、胸のなかで沸き起こりました。
本当に、ふしぎなのです。
元彼のことって、もう本当に嫌になって別れたので、
思い返すのも嫌だった記憶ばかりで、
周りの人にも悪口ばかり言っていました。
別れる時も、むこうは未練タラタラだったけど
わたしのほうは、ほとんど涙も出ない、という状況で。
「なんでこの人は私にこんなに執着してるんだ？」
と、別れのあとは、冷めた目で、ずっと彼のことを観察していました。
さぁ、寝るぞ、とお布団に入ったとき
なんの前触れもなく、沸き起こってきた感情は、
元彼に対して
・付き合っているときに、良かったこと
・とっても優しかったところ
・一途に深く愛してくれたので不安とは全く無縁でいられたこと
・初めてのデートのときのこと
・かっこよかったところ
・好きだったところ
こんな感情が、ぶわぁ～～～～～っと、急に出てきたのです。
最後のほうの、気持ちが冷え切ったときの、不満ややるせなさ・諦めみたいな気持ちは一切出てこなくて
おもに、お付き合いの初期の頃がメインでしたが
付き合っていたときの、楽しい記憶・彼の良いところばかりが
なぜか走馬灯のように、気持ちがよみがえったのです。
そもそも、もう元彼のことを考えることもなかったので、それ自体に驚いたし、自分のなかに、まだこんな感情があったんだ、ということにも驚きました。
要するに
「まだ好き」
という感情が、胸の奥の方にあったのです。
自分でも、本当に本当に驚きでした。
もう１年前に別れているのに、
恋しくて、完全に離れてしまうのが悲しくて、切ない気持ちが
一気に込み上げてきました。
そこから、約２０～３０分くらい、涙がずーっととまらなくて
翌日起きたら、目がパンパンに晴れて、むっちゃ細くなってました
そして、不思議と、今、
元彼に対する、怒りとか、不安・恐怖・苛立ち・ムカつく、
という気持ちが収まっていて
良いことばかりが思い出されるのです。
何なら、今から連絡をして、よりを戻す？って考えちゃうくらい、そのくらい気持ちがぶり返してきたのです（しませんけど！連絡先は全部消したし）。
泣きながら、思い出していたのは、
昔勤めていた会社の、社長が亡くなった、お葬式の日のことでした。
亡くなっても、すぐにお葬式はしないのです。
翌日とか、翌々日に執り行われます。
亡くなった、と聞いたとき、涙は全く出ませんでした。
驚きと、これから、どうなってしまうんだろう、ということばかり。
周りの人たちも割とそんな感じでした。
何が起こったのか、これからどうしたらいいのか、
考えることが頭を占めていて、
ちゃんと悲しめない。という感じ。
それが、お葬式という、ちゃんとお別れをする場を用意されて、
わたしも含め、会社のみんなは、そこで初めて、号泣しました。
前日はケロっとしてたのに、こんなに涙って出るの？
ってくらい、泣き崩れる人もいました。
もう、涙がとまらないのです。
別に、社長のことが大好きなわけではありませんでした。
嫌いなところもあったし、もーーと思うときも多かったです。
でも、お葬式で思い出されることって、不思議と
・社長が、優しくしてくれたこと
・気遣ってくれたこと
・社長という枠ではなく、人間として思いやりを持って接してくれたこと
そんなエピソードばかりでした。
悲しくて泣く、というより、感謝の気持ちが止められなくて、今までありがとうって気持ちが溢れて、涙が止まらなくなるのです。
元彼のことを思い出しながら、涙がとまらなくなり、ふとあのときのお葬式の日を思い出しました。
縁起でもない言い方ですが、今日、この晩は、わたしと元彼との、「お葬式」「ちゃんとお別れをする日」なのかもと感じました。
良いことばかりが思い出されました。
そして、ふっと思ったことが、
自分が振ったと思っていたけれど、本当は、わたし「が」彼「に」振られたんだな。
と、気付きました。
確かに、熱烈な、男性としての「好き！」という気持ちは、彼に対しては持てませんでした。
だけど、確実に穏やかに好きだったし、彼の生き方や、個性的な考え方に対して、尊敬をしていました。とても、頼りにもしていました。
ちゃんと、好きだったんだな、と思います。
だから、不安はあるけれど、結婚をして、彼と一緒に暮らしていく、という生活は良いものだろう、と思い描きました。安心できる、楽しいものになるだろう。
でも、それを彼に伝えたとき、まず初めに帰ってきたリアクションが「動揺」でした。
いま思うと、彼は、まだ結婚なんて心の準備もしておらず、まだしたくなかったんだと思います。
そうやって、めちゃくちゃ端折りますが、どんどんすれ違いが広がっていき、色々あってお別れすることになりました。
かなり簡潔にすると、私としては、私は結婚したいと言っているのに、
彼は前向きでないというのが大変ショックで、
そこからは、「彼が好き」という気持ちを含めて彼に対するポジティブな感情に蓋をして、どんどん嫌いに・憎むようになっていったような気がします。
さいごは、婚姻届けを持ってきた彼に対して、「もう遅い」といって、ポイ捨てするように別れました。
でも、これは、よくよく考えると、そもそも初めは、わたしの振られたストーリーなのであって、あんまりに憎たらしくて悔しかったために、「こっちから願い下げだよ！」と、単に振り返した、だけなのかなと（笑）
思い出しながら、そっかぁ、わたしが振られたのかー
と、妙に納得してしまいました。
そして、彼に対するネガティブな感情がなぜか無くなっていき、
「彼は、今までお付き合いした中で一番良い男だったな」
という想いが心のなかに満ちてきました。
最後に、
彼が、夢だった大金持ちになれたらいいな。
それで、夢みていた生活を、彼が送れるようになって、幸せに暮らしてくれたらいいな。ほんとうに、幸せになってほしいな。良い人だったな。
と、心の底から、自然と思えてきて、そのまま、眠りに落ちました。
朝になると、当然
What luck that mymble told me you are still in love me.
と書かれたらマグカップは、回収されてなくなってしまいました。
昨夜の突然やってきた未練タラタラの重たい気持ちは
とても苦しいものでした・・・。
元彼に対して、あっさり別れたと思っていて、さぁ次にいくか、くらいの気持ちでいたのですが、
こんなに別れが苦しいのなら、しばらくは誰とも付き合いたくないかも・・・
と、思っちゃうくらい、重たくて苦しいものでした。
もうずいぶんまえに別れていたのに、
またもう一度心のなかで別れなくちゃいけないなんて、
辛すぎる～笑
でも、家のなかから、いくつか元彼のものが出てきたのはメタファーで
わたしの心のなかにも、元彼に対する「未練」みたいなものが、きっと隠れていたんだろうなと気づきました。
潜在意識では、まだ元彼のものが家にあって、それが傍に居てくれるから、寂しくないって思ってたけど、それを捨てることで、本当に切れちゃうと分かって、悲しくなっちゃったのかな。
自分でも、何が起こったのか、あんまり分かりません
ただ、そんなことがあったよ、という話でした。