安倍晋三首相は3日午後の記者会見で、5日に発表する成長戦略第3弾について「規制改革こそ成長戦略の1丁目1番地だ」と表明したという。

私の規制改革の1丁目1番地は、農業、エネルギー、医薬だと考える。

中国、インド、アジア、アフリカなどの人口が多い国々が豊かになれば、

いずれ世界の食料不足、エネルギー不足、医療品不足になる。

一方、世界競争の中で体のケア、癒し、食を求めるだろう。

そうなるとそれがビジネスチャンスになる。

農業を産業化してビジネスチャンスをするには、JA改革が必要になる。

燃料電池などの次世代のエネルギーを開発するには、独占よりも競争原理を

導入する方が早い。

JA改革、電力改革、医薬品の規制緩和の改革を避けて通ることは

できない。

しかし、それには自民党最大スポンサーのJA、電力企業、医薬団体の厚い壁が

ある。民主党もその労働組合が最大スポンサーである。

ともに、参議院の組織内候補を抱えており、そこに改革を迫ることはできない。

なぜなら、この団体に背けば支持をなくし、この団体が相手候補に回れば相手候補が

当選してしまう恐怖があるからです。

その点みんなの党は、いずれもその団体から支持をいただいていないので

改革を迫ることが可能だ!

この3分野をやる規制改革こそが1丁目1番地である。