TPP交渉参加に自民党内の反発が強い。
農協の支援がもらえなくなるからだ。
こんなことでいいのか?
個別に農家と話すと次のような言葉が帰ってくる。
・農協が金融会社になってしまっている。
・ディスカウントストアーに売っている肥料が3倍
・農業機械のレンタルが少ない、1年に1、2回しか使わない機械を何百万円
ものローンを組むなんて民間ではありえない。
・政策が農家のためというより農協の存続のためになっている
などの意見がある。
農協職員の中にも改革を思って人もいる。しかし、組織につぶされる
と表面上は口にしない。
霞ヶ関と全く同じになってしまっている。
私は、今こそTPP交渉参加によって、農業の産業化について
国民的議論を正面から始めるべきであると考える。
そのことにより、農協は改革を迫られるだろう。