北朝鮮が核実験を実施し、政府内で制裁強化の声が

強まっている。

一方、中国に対しては、尖閣諸島を巡るレーダー照射公開を

切り札に中国と北朝鮮戦略につなげようと政府は必死だ。

これは、間違いだ!

配慮を口にした日に、尖閣に中国船がやってきている。

中国に配慮したとしても中国は何も感じない・・・。

中国国内では、対北朝鮮弱腰外交に対する批判が強まっている。

中国は、本音では北朝鮮が今の現状の緊張関係にある方がいいと思っていると思う。

なぜなら、そのことにより北東アジアは中国がいなければ

何もできないことを世界にアピールできるからだ!

それを北朝鮮もわかっているので、中国の援助をもらっては核を拡大し、

ミサイルを進化させている。

もつに持たれた関係だ!

第1次安倍内閣の電撃訪中のとき、温家宝も胡錦涛も北朝鮮核実験

阻止に自信をもっていたが結果はその翌日核実験だった・・・・。

中国が北朝鮮の暴発を防ぐなんて幻だ!

中国は、防止もしないし、北朝鮮も中国支配をよく思っていない。

北朝鮮のために中国配慮を考えているなら間違いだ!

中国にしてみれば逆に日本は中国に配慮したと国内対策に使われる

だけだ。

中国に対しては、毅然と国内法に基づき淡々とレーダー照射公開手続きを

進めればよい。

北朝鮮に対しては、安保理に対して国連憲章第7条を求めれば

いい。

大義は必ず国際社会を動かす。

チャイナスクール論に支配されれば日本外交は敗北に向かうだろう。

チャイナスクール論は、日本の国益よりも中国の国益を考えて

外交を考える。

安倍総理は、周辺の声に惑わされずに、自分の政治的経験則に基づき

判断すればいい。