21日付の韓国紙・朝鮮日報は消息筋の話として、
北朝鮮新指導者の金正恩氏が「将軍様の哀悼期間中に
おかしなことをしたやつらをすべて排除せよ」と指示し、軍幹部が
処刑されたと報じたという。
この他に軍総参謀部の副総参謀長が逮捕され、銃殺されたり、
「人民武力省の副部長も、哀悼期間中に酒を飲んだとの理由で、
今年初めに公開銃殺されたと聞いた」と韓国政府高官が
話しているという。
金日成氏が死去したときも同じようなことが起きており、
今後、後継者の基盤を確立するために様々なことが起きるであろう。
こうした内部の情報収集をしっかり集め、北朝鮮国内がどうなるのか
注視していくことが大切だ。
日本は、北朝鮮に対する「圧力と対話」路線をしっかり継続し、
拉致被害者の1日も早い帰国に向けて対応していかなければならない。