自民党の茂木敏充政調会長は5日午後、「首相が党内の7割、
8割でもまとめて、残りの1割、2割は切るぐらいの思いがないと
大きな難局を乗り切れない」「これが土俵に上ってがっぷり四つに
組む条件になる。反対派に出て行ってもらうというのが一番分かり
やすい」と語ったという。
一方、自民党の山本前参院政審会長は5日午後の記者会見で、
「話し合い解散」について、「民主党政権を追い詰めて解散に持っていくと
言っている。法案の成立とのバーターはあってはならない」と述べ
たという。
民主も自民も消費税増税10%では一致している。
手法だけの違いで政局絡みだ・・・・・
これが今の政治の姿です。
今や「増税をする前にやるべきことがある!」と言い続けているのは、
今やみんなの党だけだ。
私は、歳出改革をせずに安易に歳入だけを決めてしまったら、
日本歴史に汚点を残すと考える。
水をざるですくうことと同じだ。
民間は、毎年かかる人件費などの管理費削減に取り組み、
事業の見直しを徹底的に行い実行し、採算制の高い事業に集中投資する。
そして、赤字削減の具体的な削減額と目標年次、売上金額と目標年次を
数字で示し、銀行、株主に納得してもらい、はじめて融資を受けられる。
傾いてからの再建は、役員一新が常識だ。
だったら
国家に例えると
1 国会議員、国家公務員の給与、定数削減
2 国有資産売却
3 行政分野見直し
4 組織見直し
5 議員一新
6 経済成長路線
旧経営陣の既成政党は、それをやり遂げる責任があるのでは?
大政党が組めば増税をしても選挙で影響を受けないという感覚なのだろう。
それでは既成政党が作り出してきた過去の責任を果たしたことにはならない。
既成政党の終焉だ。
全てこんな政治ができるのも業界・団体選挙で勝ち上がることのできる
選挙制度なのでしょう。そして議員内閣制が作り出した官僚の肥大化、
このことに気づいているにもかかわらず、政治が真正面から取り組まず、
出世のことだけを考え行動する今の日本の政治・・・・・
革命を起こすには、私やみんなの党が主張している首相公選制と
道州制で日本の組織、議員を変えていくしかない。