政府が検討している「週20時間以上」のパートなど短時間労働者への
厚生年金と企業健保(健康保険組合、協会けんぽ)の適用拡大策について
は、賛成だ。しかし、消費税増税するなら反対だ。2重取りだ。
私は、同一労働なら厚生年金・健康保険の待遇も
同一にすべきだと考えている理由からだ。
消費税を上げるよりもこうした給付と負担がはっきり見えるほうがいい。
そのことにより、将来もらえる年金も増えることになるのだから・・・・
私は、総理秘書官の時代年金問題は以下の考えでシナリオを書こうとしていた
・・・・
国民にできるだけ厚生年金に加入していただく。個人負担が増える人もいるが
年金も増え、将来の不安の解消になる。
経済成長を重視していたので名目経済成長率が高くなるので
その分所得が増え、負担は軽くなっていく。
企業の負担が重くなるが経済成長で企業の負担は減り、雇用が増え、
加入率が増え、経済成長で株が上がるので運用資金が向上され、
安定的な社会保障になるはずだったが・・・・
私が官邸を去ると経済成長路線から増税路線へと政策が転換され
未だに取り戻すことができずに消費税増税5%を出してきた。
消費税を増税する前に、経済成長路線で働く労働者を増やし、
全ての国民が厚生年金に加入し、会社から自動的に天引きされ、
きちんと年金が納められれば社会保障は安定するはずなのだが・・・
後は、少子化対策に全力をあげ出生率を向上させればいい。
増税をする前にやることがあるでしょ!逃げるなといいたい!