遅くなってしまいましたが、金曜日まで清掃・エネルギー等特別委員会の行政視察で宮崎県へ行っておりました。
宮崎大学ではビームダウン式太陽集光装置と集光型太陽光発電システムを視察。
特にビームダウン式太陽集光装置は880枚の鏡を使って太陽光を一つのスポットに集め、さらにそれを下に向かって反射させて熱を得る装置であり、国内最大級かつ世界最高レベルの集光度を誇るそうで、この装置で得られる熱は温度は1800度に達します。この熱を利用して水素などの製造が可能です。
また、かつてリニアモーターカーの実験線として使われていた高架橋にソーラーパネルを敷き詰めたソーラーウェイを視察しました。
今回の視察の内容は練馬区が今年度中に策定する「仮称」練馬区エネルギービジョンに生かしてまいりたいと思います。
また、宮崎県中央部10市町村の一般廃棄物及び県内で発生する一部の産業廃棄物の中間処理及び最終処分を行うための施設「エコクリーンプラザみやざき」の視察も行いました。
練馬区では建物老朽化に伴い、光が丘清掃工場が平成28年1月でゴミ搬入を中止し、建替え工事が始まります。(新工場は平成33年度竣工予定)新工場の詳細はまだ決まっておりませんので、今回視察した工場の技術などを参考にし、今後の委員会などで発言していこうと思います。ちなみに、現在建替え中の練馬清掃工場は、現在焼却プラントの試運転をしており、来月より操業開始予定です。
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