ボランティアから帰還いたしました
この写真は、昨日までボランティア活動でお邪魔をいたしました齋藤さんのビニルハウス前での記念撮影です。
私たちがお邪魔した際には、このビニルハウスの中まで海水が入ってきており、ヘドロがひどい状態でした。
二日間かけてスコップでヘドロをかき出し、見た目だけでも整えることができたのではないかと思っています。
齋藤さんと作業中にお話をいたしましたが、これから5年は戻すまでに時間がかかるのではないか
とのことでした。まさに、息の長い復興支援を行っていくことが重要であると考えさせられました。
今回の震災における被害範囲は太平洋沿岸を中心にかなり広い範囲におよんでいます。この岩沼市も含め
より深刻な事態に陥っている地域もたくさんあると認識しています。
今回だけでなく、復興が実現するまで何度もお手伝いをさせていただき、一日も早く元通りにできる限り近い
形にできるように汗をかかせていただきたいと思っています。
ボランティア二日目
八時過ぎに車にて日本海側の津波被害が甚大な地域を見て回ることにしました。
仲間5人とも言葉を発することができないくらい強烈な光景を目の前にして、私も茫然としてしまいました・・・。
ボランティア待ちの行列はあいかわらず本日も長蛇になっていました。
本当に並んでまでボランティアを行おうとする国民性を目の当たりにして、誇りに思いました。
昨日お邪魔してビニルハウスのお片付けを手伝わせていただいた齋藤さんのお宅へ。
午前中は、齋藤さんが二年以上かけて作られたガーデニングのヘドロかきをしました。
お昼は、調布から持っていったパックご飯にレトルトのカレーと牛丼、さらにカップラーメンを簡易コンロで温めていただきました。
お昼の休憩を終え、昨日のビニルハウス回りを綺麗にし、作業は終わりました。
自分達のテントも壊れてしまったため、本来は二泊三日で予定をしていたのですが、本日帰ることになります。
今回のボランティアを通して考えたことについては、改めてご紹介させていただきます。
ヘドロの掻き出し
ビニルハウスは破壊され、中に入った塩水が作ったヘドロ部分をひたすら掻き出す作業をしました。
お宅の方とボランティアセンターからの10人がおよそ2時間に渡り作業した結果、見た目は一応綺麗になりました。
しかしながら、見渡す一面の農地は瓦礫と海水にまみれ、これからの復興には本当に時間がかかるだろうというのが実感です。
作業後センターに帰り、活動報告を行い、隣の名取市にある銭湯へ行きました。
大きく被災された地域に比べ、経済活動がなされている点を見て、少し安堵の気持ちを覚えます。
道すがら、倒れている塀や瓦などが散見され、揺れの大きさを感じました。
これから岩沼市街の飲食店を探し、食事を採ることに。
これは地域の経済活動に多少でも貢献したほうがいいのではないか、と仲間と話し合った結果です。
明日も早いので食事を採って早めに休むことにします。
今日の教訓として。
ボランティアに参加される方々は多数いるが、どうしても対応する現場の方々が足りず、作業する時間より並ぶ時間が長くなってしまっているのが現状です。
決して誰かを責めてはいけませんが、この人が余ってしまっている状況を一日も早く解消していくことにより、復興のスピードも少しはアップしていくのではないでしょうか。
まだ並びます
並ぶ。並ぶ。並ぶ。11:45に並びはじめ、12:20に受付への列が進みました。
ここでも室内に二重に列ができ、見た目で200人を越えようかという人数が、ボランティアをするために並んでいます。
この時点で朝から通算4時間以上並んだ計算になります。
ボランティアにもいろいろな形があります。
大阪から来たうどん屋さんが名物かすうどんを無料でみなさんに振る舞っています。
募金する人、汗をかく人、事務作業に従事する人、炊き出しをやる人・・・いろいろな支援の形があることを改めて実感します。
まだまだ待ちそうです。
出発~午前中 ボランティア登録まで
途中休憩をはさみながらおよそ六時間、午前二時過ぎに到着しました。
東北道は途中舗装が直されているところが多々あり、地震の影響と復旧の早さを感じました。
最初に入った岩沼市内ではそれほど津波の被害を受けていなかったようですが、海沿いの集落の方へ向かうと風景が一変。
大きな木が田んぼの中に何本も横たわり、ガードレールはひしゃげ、電柱は直立しているものを探すほうが難しい程・・・。
建物や車が瓦礫に埋まり、見ているだけで冷や汗が出るような光景で、もう何と言えばよいのか・・・胸が潰れそうでした。
また明るくなってから確認しようと仲間たちと話し合いつつ、大きな駐車場に車を入れ、車の中で仮眠をとりました。
翌朝、少し雨模様。
6時前からボランティアセンターには長蛇の列が出来ていました。
ボランティアセンター近くの公園が開放されており、100近くのテントが張られています。
自分達もそこにテントを建て、昨晩購入した食事を詰め込み、センターに7時から並びました。
老若男女さまざまな方々が並んでおり、幅広い層が思い思いにボランティアへの気持ちを持って臨んでいます。
8時頃マイクにてアナウンスあり、活動は午前の部と午後の部でそれぞれ200人ずつの分担制とのこと。
10時過ぎ、仕方のないことだが、8時過ぎくらいから並ばれている方々に本日の仕事は無く明日に回って欲しい旨のアナウンスあり。
申し訳なさそうに説明する職員の方に詰め寄る人はいません。
想いを持って並んでいる方々は本当に残念ですが、受け入れ態勢を作る現地職員の立場もとても辛いと思いました。
10:20 ボランティア登録が終了し、12時過ぎからまた並び、泥かきの仕事をすることになりました。
それまでは朝方作ったテントにて少し待機となります。
災害支援ボランティアに行ってきます
明日から宮城県岩沼市へ災害支援ボランティアに行って参ります。
信頼できる仲間達と共に、明日の夜車で出発し夜が明ける前に現地に到着する予定です。
更新できるような状況であれば、またお知らせします。
ブログ再開とご報告
久しぶりの更新となってしまいました。
本日よりブログを再開させていただきます。
まずご報告です。
4月24日に行われた統一地方選挙 調布市会議員選挙におきまして、井上耕志は、1724票を賜りまして3期目の当選をいたしました。
これからも初心を忘れることなく、このまちの未来のために、全力で政策実現に取り組んでまいります。
今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
調布市の水道水について
葛飾区の金町浄水場の水道水から、0歳乳児の飲用に対して国の基準を超える放射性ヨウ素が検出された、
との報道がありました。
24日現在摂取制限は解除されていますが、多くの方からお問い合わせをいただきましたので調布市の水に
ついて記載させていただきます。
調布市の水道水については、朝霞浄水場(埼玉県)と小作浄水場(羽村市)からの水が東村山浄水場を経由
して送られ、調布市の地下水がブレンドされ(平成21年度は約3割)供給されているとのことです。
両浄水場での測定結果は指標値以下とのことであり、東京都からの注意喚起等もないということでした。
調布市のホームページには詳しく情報が掲載されていますので、そちらもご覧いただければと思います。
こうした報道により、ミネラルウォーターなど水の買い占め現象が怒ることが予測されます。
いまのところ、乳児の飲用水に対しての注意喚起ということですので冷静な行動をお願いしたいと思います。