ニュータウンを流れる水路に覆いをして市民が憩える空間づくりなどが出来ないか | 井上健太郎のブログ~こどもたちに夢と希望を~

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ニュータウンを流れる水路に覆いをして市民が憩える空間づくり

などが出来ないか。

 

 

 【問】

 南第一小学校東側の水路に覆いができたことで、たまり場がで

きました。

 以前から、ここより南側へ延びる水路に覆いができれば、商業

スペースとの共存などができるのではないかとの声をいただい

ています。

 

 同様に、南第一小学校西側から南第二小学校へ延びる水路

についても覆いをし、このような空間を増やすことでまちの活性

化につながる事業展開を募っていくなど可能性が広がり、ニュ

ータウンの魅力アップにもつながると考えます。 

 見解をお伺いいたします。

 

【答】

 狭山ニュータウンを流れる水路の総延長は約3キロで、本市

公共下水道の三津屋川第10号、第11号雨水幹線管渠として

狭山ニュータウン開発時に設置され、設置後約50年が経過し

ております。

  設置に際しては、雨水排水機能と地形の高低差を考慮して

建設されており、主に狭山ニュータウン内の雨水を排水する施

設でございます。

 2013年度(平成25年度)に、南第一小学校東側の三津屋川

第11号雨水幹線管渠において、老朽化による水路側壁の傾き

が確認されました。

 そのため、2014年度(平成26年度)から2015年度(平成27年

度)の2カ年事業で管渠のボックス化工事を行い、改築更新後

は道路部局と調整を図り、ボックス上部を歩道の一部として活

用している状況でございます。

  議員ご質問の既存の幹線水路に覆いを行うことにつきまし

ては、雨水排水機能を維持するための巡視、点検、調査、清掃

修繕等が容易にできなくなることや、新たな荷重がかかることに

よる幹線管渠の安全性の検証が不可欠であることから、現時

点では困難であると考えております。

  ただ、今後、今までに実施した点検及び調査結果を検証した

上で、改築更新事業の優先順位を定めるため、(2021年度)令

和3年度に、三津屋川第10号、第11号雨水幹線管渠改築更新

基本計画策定に向け取り組んでまいりたいと考えております。 

 その基本計画の中で、管渠診断、工法検討等を行い、改築

更新時には道路部局等と連携を図りながらスポット的な上部

活用による有効利用なども含め、調査・研究してまいりたいと

考えておりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いい

たします。

 

【意見】

 狭山ニュータウンを流れる総延長3キロに及ぶ水路につい

ては、今までに実施した点検及び調査結果を検証した上で改

築更新事業の優先順位を定めるため、2年後の2021年度(令

和3年度)に、三津屋川第10号、第11号雨水幹線管渠改築更

新基本計画策定に向けて取り組まれるとのことです。 

 

 その基本計画の中で管渠診断、工法検討などを行い、改築

更新時には道路部局等と連携を図りながらスポット的な上部

活用による有効利用なども含め、調査、研究いただけるとの

ことでした。 

 狭山ニュータウンの開発から50年。ニュータウン内を流れる

水路だけでなく、埋設された上下水道管も50年。一般的にコン

クリートの寿命は50年とされることからも、これらインフラの改

修は必須です。

 

 ニュータウンの活性化に向けて市民の声が高まりつつある

中、にぎわいや憩いの場を求める声も届いていますことから、

ご紹介いただいた課題の解決策やスポット的な上部活用に

よる有効利用に向け、調査・研究を積極的に進めていただき

ますよう要望、意見とし、この質問を終わります。