『行政書士』
行政書士とは、行政書士法に基づき、許可・認可申請書類等「官公署に提出する書類」と契約書・内容証明・遺言等の「権利義務、事実証明に関する書類」の作成、並びに提出手続きの代理、代理人としての契約書等の作成などの法律事務を業とする国家資格者またはその資格制度である。
行政書士の平成15年度以降の合格率は2.9%、平成16年度5.3%、平成17年度2.6%、平成18年度4.8%。100人受けても2~5人しか受からないという狭き門なのである。
(ちなみに看護師は100人受けたら90人位は受かる・・・)
(ウィキペディアより抜粋)
つまり、行政書士とは真面目な職業であり、合格率から考えるにとても普通の人では受からない資格なのである。
普通の人では受からない。
まぁ【この人】の場合、『普通の人』では決してない・・・
『鈴木信達(すずきのぶたつ)』という男がいる。
この男は、普段は行政書士をしているのだが、実はもう一つの顔がある。
それは総合格闘家。
鈴木信達
またの名を
最後の空手家
そう。俺のブログによくコメントをくれるあの方だ。
そんな総合格闘家の最後の空手家さん(以後、空手家さん)と、
総合病院看護科のイノ(以後、俺)が歴史的会合をした日の事をここに記す。
この男との出会いは突然訪れました。
空手家さんは、いつの日からか俺のブログにコメントをくれていました。
いつの間にか空手家さんのブログも見るようになった俺。
この人のブログは、とにかくエロの極みだ。
「よくぞまぁここまで・・・」と、男として尊敬に値するエロの中のエロなのである。
俺と空手家さんは、ブログのコメントでふざけ合ったり、お互いを称えたりのやり取りをするブログ仲間となりました。
その頃の俺は、空手家さんが行政書士である事はなんとなく知っていましたが、格闘家である事は知りませんでした。
名前からして、趣味で空手をやっている人なんだろうなぁ。位に思ってました。
ある時、空手家さんのブログにこんな事が書かれていました。
『五味選手のセコンドとしてアメリカの大会に行って来ます。』
ん?
五味選手って、あの五味選手か??
説明しよう!
五味選手とは、五味隆典選手の事で、日本の代表する総合格闘家の1人であり、元PRIDEライト級王者という格闘技ファンなら誰もが知っている超~有名な選手である。
そんな五味選手のセコンドをこの人がやるだって・・・?
えっ!この人、一体何者なんだ!?
そこで俺は
ブログに以前書いてあった【鈴木信達】という本名で検索してみる事にしました。
その結果に俺は驚愕しました。
そこに出てきた情報は、いつも尋常ではないエロいブログを書いたり、俺のブログに面白いコメントをくれる【最後の空手家】とは全く違う
総合格闘家【鈴木信達】だったのです。
しかも9戦中7勝2分と、まだ試合で一度も負けていないというメチャクチャ強い選手だったのです。
中学生の時から『週間プロレス』や『格闘技通信』などを読んでいた格闘技ファンの俺は、まさか俺のブログにプロの格闘家の人からコメントを貰っているなんて思ってもいなかったので本当に驚き、そしてめちゃくちゃテンションが上がりました。
そんな空手家さんのブログで『7月3日に試合をします。応援に来てくれる人はメッセージで受け付けます。』と書いてありました。
そりゃ仕事の休みを取ってでも応援するっしょ!
昔から総合格闘技の試合を生で見てみたかったのもあり、空手家さんに応援しに行きたい旨をメッセージで送りました。
返信してくれたメッセージの内容にはこんな事が書かれていました。
『マジっすか!出来れば直接チケットをお渡ししたのですがいかがですか?』
俺は以前から空手家さんには是非とも会ってみたかったので、喜んでOKだと返事をしました。
その後、空手家さんには今度の試合に勝って欲しいという思いを込めてお守りを買った俺。
今度会った時にコレを渡すのだ。
これで俺の目の前で8勝目を決めて欲しいぜ!
そして、会う日の当日。
仕事の都合で遅れるとメールを貰っていた俺。
その後、空手家さんから『あと5分したら電話してください。』とメールが入りました。
いよいよか。
最初になんて言おうかなぁ~。
いつもみたいなノリで『平塚で【男】をやらしてもらってますイノです。以後御贔屓に。』とか『空手家さん、約束した時間に来ないので、てっきり逃げ出したのかと思いましたよ。まぁ逃げずにこの場に来れた根性をまず誉めて差し上げます。』とか言って、こっちのペースに持ち込~もうっと。
プルルル~~・プルルル~~。
俺「もしもし・・・」
空手家さん「あ~~!お疲れ様で~~すっ!!鈴木で~~す!イノさんですかぁ~~!」
うぉ、テンション高ぇ~・・・
俺「え~と、ちょっちょ・・・」
空手家さん「イノさん今どこっすか~!東口ですよね~!?」
俺「ちょ、ちょっと待ってくだ・・・」
空手家さん「今探してんすけどね~~!!イノさん見当たりませんね~~!!本当に東口にいますか~っ!!どこだぁ~!」
この人、全然喋らせてくれねぇ・・・
空手家さん「イノさ~~ん、聞こえますか~っ!?」
俺「ちょ、ちょっと待ってくださいって!聞こえてますよ!なんすかそのテンションは!東口ですよ!コンビニがある所です。」
空手家さん「え~っと、東口ですよね~?!あれ~いないなぁ~~!あ、分かったコッチだコッチだ!」
俺「え、分かったんですか~?」
空手家さん「・・・・はぁはぁ。」
・・・ん?走ってるのか?
俺「あのぉ~・・・空手家さん??」
空手家さん「あ~!いたぁ~!
イノさぁ~~んっ!お~~い!」
俺「え?あ~~~!」
人ごみの向こうで、電話を片手にこっちにメチャクチャ爽やかな笑顔で手を振っている男。
この男こそ『最後の空手家、鈴木信達氏』だったのです。
俺「ども、イノです!」
空手家さん「うわぁ~!イノさんだぁ~!さぁ行きましょう行きましょうっ!」
急に全速力で走り出す空手家さん
俺「あのぉ~、ちょ、待ってくださいって~。」
空手家さん「あ、挨拶も早々ですいません、向こうに車を路駐してあって、点数ヤバいんで、走りますね!いやぁ~相変わらず顔がズルいっすね~!」
俺「ちょ、マジで待ってくださいって~。」
・・・完敗だ。
この俺が完全に空手家さんのペースに飲まれてしまっている。
・・・こんな敗北感は初めてだ。
会った時に何を言おうかいろいろ考えていた俺だが、そんな長文はとんでもなく、自分の名前を言うのがやっとだった・・・
日本一テンションが高い男性手術室看護師と自負しているこの俺に、ここまで喋らせないとは・・・
この男、本物だ。
しばらく全速力で走った俺ら二人は、駅から少し先に停めてあった空手家さんの車に乗り込み、空手家さんの行き着けの店に連れて行ってもらいました。
試合が近い空手家さんは減量中のため、さすがにほとんど食いませんでしたが、渋谷にあるここの料理屋さんは出てくる料理の全てが息を飲む程旨く、それにお店の雰囲気もバッチリなのですが、でも料金はそんなに高くないという素晴らしいお店でした。
大人の男は、こういう店を知っていなきゃいけないなぁと思いました。
俺「僕、空手家さんが凄い人だなんて全然知らずにブログとか貰ったコメントを見てましたよ~。」
空手家さん「いや、全然凄くないですって。ただの行政書士ですから~。」
俺「嘘ですよね。どこが、ただの行政書士ですか!」
空手家さん「はははは~!さぁ、さぁもっとビール飲んでくださいって~~!」
空手家さんは、明るくて気さくで本当に面白い方でした。
俺「僕、昔から格闘技が好きで、友達に三角締めとかスリーパーホールドとか掛けるんですけど、三角絞めがなかなか極まらなくて悔しいんですよ。」
空手家さん「そうなんですか?だいたい形になれば極まりますけどね。腕をこうして腰をこの角度で曲げると、三角の部分が小さくなって絞まりますよ。」
プロの格闘家の人からこういう話を聞けるなんて、実に光栄だ。
俺「へぇ~!そうなんですか!今度やってみます。さすがですね~!」
空手家さん「でもぼく、空手出身で、総合になってからも寝技はほとんど練習しないんですけどね。勝った7人も全員KOですし、総合やっててここまで寝技をやらないのは珍しいですよ~。」
寝技と打撃がある総合格闘技の世界で、寝技抜きでここまで勝ち続けているこの空手家さんは、やっぱり凄い人だ。
ちなみに、今まで空手家さんが負かした7人は全員病院送りになっているという。
やはりこの男、本物だ。
その後も俺らは格闘技の事や行政書士の事、俺の手術室の事やお互いのブログの事などめちゃくちゃ楽しい話をしました。
俺「あ、そうだ。忘れない内に試合のチケット代を払いますね。」
空手家さん「あ~、ありがとうござます。今でいいんですか~!」
俺「はい、この封筒に入ってます。」
空手家さん「すいませ~ん、ありがとうございます!」
俺「空手家さん、中見てくださいって~。」
空手家さん「ああ、一応確認ですね。あれ?なんか入ってる系ですか?!」
俺「はい、見てください見てください。(ニヤニヤ)」
空手家さん「あ・・・。」
俺「試合、頑張ってくださいよぉ!」
空手家さん「うぁ・・・」
さっきまでのが嘘の様に静かになり、口元を押さえる空手家さん。
どうやら感激してくれているみたいだ。
空手家さん「ぼく、こういうのマジで嬉しいんですよ。うわぁ・・・」
俺「いやね、せっかく応援に行くんですし、空手家さんには勝って欲しいっすから、明治神宮に買いに行ったんですよ~。」
空手家さん「本当にありがとうございます!これ、試合中はセコンドに渡しておいて、勝ったらリングで渡してもらって掲げます!イノさんにしか分からないですけど、絶対やります!」
俺「おぉ~、そりゃ嬉しいです!楽しみにしてます!」
試合当日が本当に楽しみだ!
時間は22時を過ぎていましたが、この後にまた仕事があるという空手家さん。
店を出た俺らは、空手家さんに車で渋谷駅まで送ってもらい、最後に固い握手を交わし分かれました。
俺「では。また連絡します!」
空手家さん「ありがとうございました~、やっぱ顔ズルイですね~。」
【最後の空手家・鈴木信達氏】
【ブログ】
普段はこんな人格を疑う様な(笑)エロいブログを書いている方ですが、実際会ってみると、その知性の高さとユーモアセンスで、俺は本当に楽しい時間を過ごさせてもらいました。
人はどこでどんな出会いがあるかは分からないものだ。
ささいな事から深い間柄になる事もある。
今日初めて会ったこの空手家さんとは、今後長いスパンで付き合う仲になりそうな気配がしている。
空手家さん、今回は俺の完敗でした・・・
が、今回はちょっと最初の勢いにひるんだだけだぁ!
しかし俺は今回で完全に見切った。
次回は同じ手はくわんっ!
試合が終わって減量の心配をしなくてよい時期に再戦を希望します。
今回はどうもありがとうございましたっ!押忍っ!
最後の空手家
とんでもないブログを書くエロい男
しかし会ってみて思った
一本芯の通った強い男
プライスレス
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行政書士とは、行政書士法に基づき、許可・認可申請書類等「官公署に提出する書類」と契約書・内容証明・遺言等の「権利義務、事実証明に関する書類」の作成、並びに提出手続きの代理、代理人としての契約書等の作成などの法律事務を業とする国家資格者またはその資格制度である。
行政書士の平成15年度以降の合格率は2.9%、平成16年度5.3%、平成17年度2.6%、平成18年度4.8%。100人受けても2~5人しか受からないという狭き門なのである。
(ちなみに看護師は100人受けたら90人位は受かる・・・)
(ウィキペディアより抜粋)
つまり、行政書士とは真面目な職業であり、合格率から考えるにとても普通の人では受からない資格なのである。
普通の人では受からない。
まぁ【この人】の場合、『普通の人』では決してない・・・
『鈴木信達(すずきのぶたつ)』という男がいる。
この男は、普段は行政書士をしているのだが、実はもう一つの顔がある。
それは総合格闘家。
鈴木信達
またの名を
最後の空手家
そう。俺のブログによくコメントをくれるあの方だ。
そんな総合格闘家の最後の空手家さん(以後、空手家さん)と、
総合病院看護科のイノ(以後、俺)が歴史的会合をした日の事をここに記す。
この男との出会いは突然訪れました。
空手家さんは、いつの日からか俺のブログにコメントをくれていました。
いつの間にか空手家さんのブログも見るようになった俺。
この人のブログは、とにかくエロの極みだ。
「よくぞまぁここまで・・・」と、男として尊敬に値するエロの中のエロなのである。
俺と空手家さんは、ブログのコメントでふざけ合ったり、お互いを称えたりのやり取りをするブログ仲間となりました。
その頃の俺は、空手家さんが行政書士である事はなんとなく知っていましたが、格闘家である事は知りませんでした。
名前からして、趣味で空手をやっている人なんだろうなぁ。位に思ってました。
ある時、空手家さんのブログにこんな事が書かれていました。
『五味選手のセコンドとしてアメリカの大会に行って来ます。』
ん?
五味選手って、あの五味選手か??
説明しよう!
五味選手とは、五味隆典選手の事で、日本の代表する総合格闘家の1人であり、元PRIDEライト級王者という格闘技ファンなら誰もが知っている超~有名な選手である。
そんな五味選手のセコンドをこの人がやるだって・・・?
えっ!この人、一体何者なんだ!?
そこで俺は
ブログに以前書いてあった【鈴木信達】という本名で検索してみる事にしました。
その結果に俺は驚愕しました。
そこに出てきた情報は、いつも尋常ではないエロいブログを書いたり、俺のブログに面白いコメントをくれる【最後の空手家】とは全く違う
総合格闘家【鈴木信達】だったのです。
しかも9戦中7勝2分と、まだ試合で一度も負けていないというメチャクチャ強い選手だったのです。
中学生の時から『週間プロレス』や『格闘技通信』などを読んでいた格闘技ファンの俺は、まさか俺のブログにプロの格闘家の人からコメントを貰っているなんて思ってもいなかったので本当に驚き、そしてめちゃくちゃテンションが上がりました。
そんな空手家さんのブログで『7月3日に試合をします。応援に来てくれる人はメッセージで受け付けます。』と書いてありました。
そりゃ仕事の休みを取ってでも応援するっしょ!
昔から総合格闘技の試合を生で見てみたかったのもあり、空手家さんに応援しに行きたい旨をメッセージで送りました。
返信してくれたメッセージの内容にはこんな事が書かれていました。
『マジっすか!出来れば直接チケットをお渡ししたのですがいかがですか?』
俺は以前から空手家さんには是非とも会ってみたかったので、喜んでOKだと返事をしました。
その後、空手家さんには今度の試合に勝って欲しいという思いを込めてお守りを買った俺。
今度会った時にコレを渡すのだ。
これで俺の目の前で8勝目を決めて欲しいぜ!
そして、会う日の当日。
仕事の都合で遅れるとメールを貰っていた俺。
その後、空手家さんから『あと5分したら電話してください。』とメールが入りました。
いよいよか。
最初になんて言おうかなぁ~。
いつもみたいなノリで『平塚で【男】をやらしてもらってますイノです。以後御贔屓に。』とか『空手家さん、約束した時間に来ないので、てっきり逃げ出したのかと思いましたよ。まぁ逃げずにこの場に来れた根性をまず誉めて差し上げます。』とか言って、こっちのペースに持ち込~もうっと。
プルルル~~・プルルル~~。
俺「もしもし・・・」
空手家さん「あ~~!お疲れ様で~~すっ!!鈴木で~~す!イノさんですかぁ~~!」
うぉ、テンション高ぇ~・・・
俺「え~と、ちょっちょ・・・」
空手家さん「イノさん今どこっすか~!東口ですよね~!?」
俺「ちょ、ちょっと待ってくだ・・・」
空手家さん「今探してんすけどね~~!!イノさん見当たりませんね~~!!本当に東口にいますか~っ!!どこだぁ~!」
この人、全然喋らせてくれねぇ・・・
空手家さん「イノさ~~ん、聞こえますか~っ!?」
俺「ちょ、ちょっと待ってくださいって!聞こえてますよ!なんすかそのテンションは!東口ですよ!コンビニがある所です。」
空手家さん「え~っと、東口ですよね~?!あれ~いないなぁ~~!あ、分かったコッチだコッチだ!」
俺「え、分かったんですか~?」
空手家さん「・・・・はぁはぁ。」
・・・ん?走ってるのか?
俺「あのぉ~・・・空手家さん??」
空手家さん「あ~!いたぁ~!
イノさぁ~~んっ!お~~い!」
俺「え?あ~~~!」
人ごみの向こうで、電話を片手にこっちにメチャクチャ爽やかな笑顔で手を振っている男。
この男こそ『最後の空手家、鈴木信達氏』だったのです。
俺「ども、イノです!」
空手家さん「うわぁ~!イノさんだぁ~!さぁ行きましょう行きましょうっ!」
急に全速力で走り出す空手家さん
俺「あのぉ~、ちょ、待ってくださいって~。」
空手家さん「あ、挨拶も早々ですいません、向こうに車を路駐してあって、点数ヤバいんで、走りますね!いやぁ~相変わらず顔がズルいっすね~!」
俺「ちょ、マジで待ってくださいって~。」
・・・完敗だ。
この俺が完全に空手家さんのペースに飲まれてしまっている。
・・・こんな敗北感は初めてだ。
会った時に何を言おうかいろいろ考えていた俺だが、そんな長文はとんでもなく、自分の名前を言うのがやっとだった・・・
日本一テンションが高い男性手術室看護師と自負しているこの俺に、ここまで喋らせないとは・・・
この男、本物だ。
しばらく全速力で走った俺ら二人は、駅から少し先に停めてあった空手家さんの車に乗り込み、空手家さんの行き着けの店に連れて行ってもらいました。
試合が近い空手家さんは減量中のため、さすがにほとんど食いませんでしたが、渋谷にあるここの料理屋さんは出てくる料理の全てが息を飲む程旨く、それにお店の雰囲気もバッチリなのですが、でも料金はそんなに高くないという素晴らしいお店でした。
大人の男は、こういう店を知っていなきゃいけないなぁと思いました。
俺「僕、空手家さんが凄い人だなんて全然知らずにブログとか貰ったコメントを見てましたよ~。」
空手家さん「いや、全然凄くないですって。ただの行政書士ですから~。」
俺「嘘ですよね。どこが、ただの行政書士ですか!」
空手家さん「はははは~!さぁ、さぁもっとビール飲んでくださいって~~!」
空手家さんは、明るくて気さくで本当に面白い方でした。
俺「僕、昔から格闘技が好きで、友達に三角締めとかスリーパーホールドとか掛けるんですけど、三角絞めがなかなか極まらなくて悔しいんですよ。」
空手家さん「そうなんですか?だいたい形になれば極まりますけどね。腕をこうして腰をこの角度で曲げると、三角の部分が小さくなって絞まりますよ。」
プロの格闘家の人からこういう話を聞けるなんて、実に光栄だ。
俺「へぇ~!そうなんですか!今度やってみます。さすがですね~!」
空手家さん「でもぼく、空手出身で、総合になってからも寝技はほとんど練習しないんですけどね。勝った7人も全員KOですし、総合やっててここまで寝技をやらないのは珍しいですよ~。」
寝技と打撃がある総合格闘技の世界で、寝技抜きでここまで勝ち続けているこの空手家さんは、やっぱり凄い人だ。
ちなみに、今まで空手家さんが負かした7人は全員病院送りになっているという。
やはりこの男、本物だ。
その後も俺らは格闘技の事や行政書士の事、俺の手術室の事やお互いのブログの事などめちゃくちゃ楽しい話をしました。
俺「あ、そうだ。忘れない内に試合のチケット代を払いますね。」
空手家さん「あ~、ありがとうござます。今でいいんですか~!」
俺「はい、この封筒に入ってます。」
空手家さん「すいませ~ん、ありがとうございます!」
俺「空手家さん、中見てくださいって~。」
空手家さん「ああ、一応確認ですね。あれ?なんか入ってる系ですか?!」
俺「はい、見てください見てください。(ニヤニヤ)」
空手家さん「あ・・・。」
俺「試合、頑張ってくださいよぉ!」
空手家さん「うぁ・・・」
さっきまでのが嘘の様に静かになり、口元を押さえる空手家さん。
どうやら感激してくれているみたいだ。
空手家さん「ぼく、こういうのマジで嬉しいんですよ。うわぁ・・・」
俺「いやね、せっかく応援に行くんですし、空手家さんには勝って欲しいっすから、明治神宮に買いに行ったんですよ~。」
空手家さん「本当にありがとうございます!これ、試合中はセコンドに渡しておいて、勝ったらリングで渡してもらって掲げます!イノさんにしか分からないですけど、絶対やります!」
俺「おぉ~、そりゃ嬉しいです!楽しみにしてます!」
試合当日が本当に楽しみだ!
時間は22時を過ぎていましたが、この後にまた仕事があるという空手家さん。
店を出た俺らは、空手家さんに車で渋谷駅まで送ってもらい、最後に固い握手を交わし分かれました。
俺「では。また連絡します!」
空手家さん「ありがとうございました~、やっぱ顔ズルイですね~。」
【最後の空手家・鈴木信達氏】
【ブログ】
普段はこんな人格を疑う様な(笑)エロいブログを書いている方ですが、実際会ってみると、その知性の高さとユーモアセンスで、俺は本当に楽しい時間を過ごさせてもらいました。
人はどこでどんな出会いがあるかは分からないものだ。
ささいな事から深い間柄になる事もある。
今日初めて会ったこの空手家さんとは、今後長いスパンで付き合う仲になりそうな気配がしている。
空手家さん、今回は俺の完敗でした・・・
が、今回はちょっと最初の勢いにひるんだだけだぁ!
しかし俺は今回で完全に見切った。
次回は同じ手はくわんっ!
試合が終わって減量の心配をしなくてよい時期に再戦を希望します。
今回はどうもありがとうございましたっ!押忍っ!
最後の空手家
とんでもないブログを書くエロい男
しかし会ってみて思った
一本芯の通った強い男
プライスレス
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