発酵食品は身体に良い、と良く言われますが、糠床は家庭で作る発酵食品の一つです。

 


私として思いますのは、健康というのは深いもので、たった二文字ですが、語るには無数の言葉を使っても語りきれないものです。


その深い世界に対して、人間の人知における割と浅い感覚、とくにテレビや雑誌で取り扱うようなレベルでは、到底相容れないのではないかと思います。


そんな事なら、何も考えずに食べてる方が良いのではないか、と心底思います。

 

発酵食品を食べて健康になるか、というのはこれはハッキリ言って「解りません」


そういう科学的根拠は多くありますが、断言できるものではないし、人によって腸内細菌が違うというのが決定的です。


○○菌の摂取で症状が治った、というのは元々その菌が持つ要素が体内で少なかったからじゃないでしょうか。


本当の腸内細菌というのは「わからない」というのが本当のところです。


調べるにしても限界があり、さらに朝と夜で違う、というものです。

 

 

(画像は味噌ですが(笑))

 

個人的には、「目の前の食品が食べるに値するかどうか」という判断能力を糠床管理によって向上させる、それが健康に期待できると思っております。


毎日糠床を管理する事で、匂いや味に敏感になりますし、それを常に行っていれば、料理人のような繊細な神経が自然に備わってきます。


自然界にいる動物などは、このような能力がありますので、落ちてるモノを食べる事が出来るのでしょう(必ず匂いで確認をしています)

 

現代人は当たり前に安全な食品を提供しているので、そのような能力が他の動物よりも相当劣っているように思います。


糠床を管理すれば、その点自然界の動物のように、本能的に自分にあった食材を選ぶ能力が戻ってくるかもしれません。


そうなると、イチイチこれは健康に良い、悪い、なんて事を他の情報から選ばず「自分で決める」事が出来るようになるのではないでしょうか。

 

 

ちょっと視点のおかしい話だとは思いますれども(笑)