今年も、もう8月になる。

今年は暑くなってもコロナの勢いは衰えず…逆に猛威をふるっている。
本当に人類を苦しめるウィルスだ。
こうなるとワクチンという話だが此方もまた手強い!
私は9月に予約が取れたが…9月を逃すと11月まで取れない。
職域接種の方が遥かに早い様だ。
そんな中 人類初!ウィルス蔓延中に開催されているオリンピック!
自国開催なんてもう無いと思われるので富士スピードウェイに行って来た。



駐車場から会場までシャトルバスが運行している。


車内はかなり密になるのではと思われたが、そんなに混んではいない。


会場に着いても混んでいるという印象は受けなかった。



手荷物検査をクリアしてメインスタンドに行くと日陰の席はほぼ埋まっていた。


日向でも良いやという事で前の方に行くとゴールラインの真前が空いているではないか!
暑いけど近さを優先した。


スタンド前にはオーロラビジョンが有り中継が見れる。選手達は道志道に入った所。ゴール迄は4時間以上有るが、世界の有名選手達が馴染みの坂を走っている姿をしみじみ眺めていると時はすぐに過ぎた。

富士スピードウェイには選手は3度訪れる。

これがかなり楽しめる。何度も選手が観れるし、

ヘリの音と共に選手が近づいて来るワクワク感が堪らない。


2度目のサーキットを駆け抜けた選手達は激坂三国峠へ!

ストラバでは23分台が記録されたとか…恐らくもう2度と更新される事はないだろう。

炎天下200キロ以上走ってからの激坂でのアタック合戦!改めて化け物だと痛感する。

籠坂でまさかのカラパスの逃げが決まるとボルテージは最高潮だ!

カラパスがサーキットに戻って来た。

集団との差はビジョンで観るより開いている。

私はワウトが優勝すると思っていたが、ここで

カラパスの勝利を確信した。

サーキットを一周したカラパスが戻って来る。

沸き立つスタンド!しかし我々からはなにも見えない!近過ぎたんだっ!!だから誰も座ってなかったのか!?

カラパスの勇姿は一瞬だけ見れた…その後の集団スプリントはもっと一瞬だった事は言う迄もない。

しかし生ポガチャルや生ワウトを見れた感動は、

生涯忘れる事はないだろう。

こんなに小さかったが…


帰りのシャトルバスはなかなか来てくれなかったが、余韻が時を満たしてくれた。


スペインロケで練習コースを紹介してくれた

アレハンドロ・バルベルデが、私の練習コースの

尾根幹を走っている姿を観て感慨深い想いがした。世界は広い様で、ひとつなのだ。

世界が闘っている中で開催されているオリンピック。


賛否両論はあるが、

私はアスリートの躍動する姿を観れて幸せだった。

いわくつきになるであろうオリンピックを最後まで見届け様と思う。

こんな事 恐らくもう無いだろうから。