​シーソーゲームは判官贔屓には厳しい


ラノベみたいなタイトルですいません💦



センバツ高校野球で熱戦が続いてますね。



今日の日本航空石川 vs 東海大札幌も、手に汗握る大熱戦でした。



1回表に東海大札幌が先制するも、2回裏に日本航空石川が逆転。しかし3回表に東海大札幌が再逆転。かと思ったら4回裏に日本航空石川が同点に追い付き、更に8回裏に再々逆転で勝ち越し。そして9回表も2アウトとなり万事休すかと思いきや、東海大札幌が起死回生の連続タイムリーで再々々逆転。そして9回裏を抑えて東海大札幌が勝ちました。



(出典: Sportsnavi)


実に、4回の逆転劇でした。見ていて本当にシビレましたし、両チームの皆さんも素晴らしかったです。本当にお疲れさまでした。


ところで、これまで逆転の回数が一番多かった試合って、何回の逆転があったんでしょう?


気になったので調べてみました。



残念ながら高校野球のデータは分からなかったのですが、プロ野球の試合では6回というのが最高記録でした。


6回の逆転劇というのは過去に複数回あったようなのですが、一番最近では、2023年8月5日の東北楽天 vs 千葉ロッテの試合で記録されています。



(出典: NPB)



この試合では、東北楽天が先制した後、実に再々々々々逆転を経て東北楽天が勝利を収めています。


文字通り、本当にシーソーゲームですね。


さて、冒頭の東海大札幌 vs 日本航空石川。


私は北海道にも石川にも地縁がありませんので、どちらか一方を応援するというのではなく、どちらのチームも頑張ってほしいと応援していました。


とは言いつつ、日本人は判官贔屓をしてしまうものですので、なんとなく負けている方を応援してしまうのですが、この試合では応援するチームがころころ変わりすぎて、途中からなんだかよく分からなくなってしまいました。



試合自体はとても素晴らしかったですが、応援する身からしたら、シーソーゲームは判官贔屓には厳しいと感じた試合でした。


ちなみに、判官贔屓って日本に特有らしいですね。


英語にも、underdog effectという、似たような言葉はあるのですが、日本人はそれに滅びの美学の概念をプラスして、強大なものに立ち向かう生き様として美しさを感じるようです。


判官贔屓の語源となった源義経もそうですし、平家物語でも栄枯盛衰の儚い美しさが描かれましたし、武士の切腹や忠臣蔵、大坂城での真田幸村や戊辰戦争での新撰組など、敗者が強大な力に全力で挑み、潔く散っていく様は日本人の琴線に触れるようです。


そう言えば今日は、大相撲春場所の千秋楽でした。


高安関は、自身3回目の優勝決定戦でしたが、またしても初優勝はお預けとなりました。


高安関は大関経験のある実力者ですので、判官贔屓というのは当てはまらないと思うのですが、いつか優勝してほしいですね。


そして大の里関は来場所が綱取りですね。頑張ってもらいたいです。



お読みいただき、ありがとうございました🌿



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