あにょはせよ(*ˊ˘ˋ*)
今日は大好きなEXOくんたちの話ではなくて、
完全にわたくしごとなのですけど、
EXOくんたちのおかげで縁あってここでお知り合いになれた方たちに、もしかしたらいつか思い出してもらえたらいいなと思う話をしてみたいと思います(*ᴗˬᴗ)
EXOの話ではないんだれど、読んでもらえたらうれしいです。

明日、11月23日は妹の三回忌法要に行ってきます。
『丸見えだろうからよく知ってると思うけど、EXOくんたちやギョンスのおかげで毎日とっても幸せに暮らしているよ♡アホみたいにギョンス一色で笑ってるでしょー?でもそのおかげで毎日とっても楽しいの。そっちはどうですか?SHINeeのジョンくんは元気ですか?』って南無南無と手を合わせてお話してきます(*ˊ˘ˋ*)

妹は、就職して一人暮らしを始めた23歳の時に脳動静脈奇形の瘤がはじけて倒れました。出血している場所が悪すぎて手術ができない、止血の点滴をするしかないからおそらく助からないだろうと言われたけどなんとか一命を取り止めてくれました。
右半身麻痺、構音障害を抱えてのリハビリ生活12年。
その間にも出血を数回起こしてその度に乗り越えてくれたけど、ついに還らぬ人となりました。

私が『会いたい人に会えるチャンスがあるのなら会いに行く。やりたいことがあるならやってみる。好きな人には好きって言う。とにかく毎日を悔いなく生きる。』って思っているのはその影響が大きいです。
若くてもなにがあるかはわからない。って思い知った14年前からそう思って生きるようになりました。

なんといっても若かったし、私妹のことがすごく大好きだったので、今もくやしいし悲しいって思います。
だけどそういう気持ちを乗り越えて今は、離れて暮らしていた時よりも妹のことを近くに感じているから不思議と寂しいばかりじゃないんです。

そういう風に思えるのは、妹をしっかりと看取ることができたからだと思います。

看取り士ってご存知ですか?
4年前、訪問看護部に異動してすぐの時に、看取り士柴田久美子さんの講演を聞かせていただいて、私は目からウロコが落ちました。
看取り士というのは、人生の最期の時に寄り添うスペシャリストです。

一人暮らしの不安や余命告知、終末から納棺の前まで寄り添って、ご本人、ご家族が幸せな最期を実感できるようにその方らしい暮らし、看取りを支援する人です。


柴田さんは、「抱きしめておくりたい」という著書を出しておられるんですけど、その題名通り、旅立つ方を抱きしめて看取るんですとお話されてびっくりしました。

身寄りがいない、いるけど近くにいられない、そんな終末期の方を引き取って、最後の時間を自由に穏やかに過ごして、いよいよ息を引き取るその時には背後から抱きかかえて、「1人じゃないですよ。寂しくないですよ。あなたの命は私がちゃんと引き受けますよ。」と思いながら、最後の温もりを自分の身に吸い込むようにして送るそうです。


私にはすごい衝撃でした。

病院での看取り、ベッドを遠巻きに取り囲んで、心拍数が減っていくモニターばかりずっと見ている。

そういう重苦しい看取りしか知らなかったんです。


大切な人がこの場からいなくなったということはどうしようもなく寂しいことではあるけれど、そういうお別れができた時はその人とずっと一緒にいられる感覚があって、決して寂しいばかりじゃないんですよ、と言われた言葉に頭を殴られた気持ちでした。


その時から、私もいつか大切な家族を看取らないといけない時が来たらそういうふうに看取りたいなぁって思っていたので、妹がもう助からないって言われてからの最後の2週間、病院だったけど妹が寝てるベッドに上がり込んで添い寝したり、手足をマッサージしたりしてたくさん妹に触れて過ごしました。

そして最期の時には、背後から抱きかかえることはできなかったけど正面から抱きついて抱きしめておくりました。
「ずっと一緒だから寂しくないからね。命は私がちゃんと引き受けるからね。」って話しかけながら、私の腕の中で旅立ちました。
父母を差し置いてひどい私ですが、そのおかげで妹が自分の中に入ってきてくれていつも一緒にいる気がしているんだと思います。
そのおかげで、どうしようもなく寂しい気持ちから立ち直るのがすごく早かった気がしています。

柴田さんの話を聞いていなかったら、こういう看取りはできなくて、ただただつらくて寂しいお別れで、遺された自分が楽しく過ごしていることにさえ罪悪感を感じてしまっていたかもしれません。

今みたいな全力のEXO活を、まだしていなかったかもしれません。

だから遺される人にとっても、最期にどのようにお別れするかはとっても大切なことだと感じています。


訪問看護をしているので、自宅で看取りをされるご家族には『なにをしたらいけないということはないので、してあげたいと思うことをしてあげてください。添い寝したりマッサージをしたり、寂しくないようにたくさん触れてあげてください。』ってお話させてもらっています。

自宅だからそういう看取りができるのではなくて、病院で手を繋いで過ごす、看取る、で全然全然いいと思います。

ただ、その人の命をもらい受けるよというお別れができたらその後の人生をその人の分まで幸せに過ごそうって思える、前向きなお別れになるのかなって思います。


大切な人、家族、ペットとのお別れなんてこない方がいいに決まっているけど、

どうしても避けられない時がいつかは来るから、その時に「そういえばなんか、いつもはギョンスギョンス言ってるくせに、抱きしめて送りたいとか言ってた人がいたなぁ。」って思い出してもらって、寂しくてつらいだけじゃないお別れをしてもらえたらいいなぁと思って、意を決して書いてみました。

いつもとあまりにちがうブログになったのでドキドキしています。

受け入れてもらえるかしら。。。

だけど、せっかく人に伝えられるツールがあるんだから、一度だけ伝えてみたかったんです。

いつものギョンスラブな私も私、このような私もまた私、と思ってもらえたらうれしいです( ᵕᴗᵕ )♡


とにかく私、大切な人にいつも幸せに過ごしているよって報告できるように、

明日からもギョンスへの愛に(仕事に)(家庭に)一生懸命生きていく所存です(*´艸`)

ギョンス♡覚悟しててねーーー♡♡♡


読んでくださってありがとうございました♡

おしまい♡