一人暮らしの不安や余命告知、終末から納棺の前まで寄り添って、ご本人、ご家族が幸せな最期を実感できるようにその方らしい暮らし、看取りを支援する人です。
柴田さんは、「抱きしめておくりたい」という著書を出しておられるんですけど、その題名通り、旅立つ方を抱きしめて看取るんですとお話されてびっくりしました。
身寄りがいない、いるけど近くにいられない、そんな終末期の方を引き取って、最後の時間を自由に穏やかに過ごして、いよいよ息を引き取るその時には背後から抱きかかえて、「1人じゃないですよ。寂しくないですよ。あなたの命は私がちゃんと引き受けますよ。」と思いながら、最後の温もりを自分の身に吸い込むようにして送るそうです。
私にはすごい衝撃でした。
病院での看取り、ベッドを遠巻きに取り囲んで、心拍数が減っていくモニターばかりずっと見ている。
そういう重苦しい看取りしか知らなかったんです。
大切な人がこの場からいなくなったということはどうしようもなく寂しいことではあるけれど、そういうお別れができた時はその人とずっと一緒にいられる感覚があって、決して寂しいばかりじゃないんですよ、と言われた言葉に頭を殴られた気持ちでした。
柴田さんの話を聞いていなかったら、こういう看取りはできなくて、ただただつらくて寂しいお別れで、遺された自分が楽しく過ごしていることにさえ罪悪感を感じてしまっていたかもしれません。
今みたいな全力のEXO活を、まだしていなかったかもしれません。
だから遺される人にとっても、最期にどのようにお別れするかはとっても大切なことだと感じています。
訪問看護をしているので、自宅で看取りをされるご家族には『なにをしたらいけないということはないので、してあげたいと思うことをしてあげてください。添い寝したりマッサージをしたり、寂しくないようにたくさん触れてあげてください。』ってお話させてもらっています。
自宅だからそういう看取りができるのではなくて、病院で手を繋いで過ごす、看取る、で全然全然いいと思います。
ただ、その人の命をもらい受けるよというお別れができたらその後の人生をその人の分まで幸せに過ごそうって思える、前向きなお別れになるのかなって思います。
大切な人、家族、ペットとのお別れなんてこない方がいいに決まっているけど、
どうしても避けられない時がいつかは来るから、その時に「そういえばなんか、いつもはギョンスギョンス言ってるくせに、抱きしめて送りたいとか言ってた人がいたなぁ。」って思い出してもらって、寂しくてつらいだけじゃないお別れをしてもらえたらいいなぁと思って、意を決して書いてみました。
いつもとあまりにちがうブログになったのでドキドキしています。
受け入れてもらえるかしら。。。
だけど、せっかく人に伝えられるツールがあるんだから、一度だけ伝えてみたかったんです。
いつものギョンスラブな私も私、このような私もまた私、と思ってもらえたらうれしいです( ᵕᴗᵕ )♡
とにかく私、大切な人にいつも幸せに過ごしているよって報告できるように、
明日からもギョンスへの愛に(仕事に)(家庭に)一生懸命生きていく所存です(*´艸`)
ギョンス♡覚悟しててねーーー♡♡♡
読んでくださってありがとうございました♡
おしまい♡