今日は番外編です。
相次いで私が尊敬する方の悲報に触れました。
まず稲盛和夫氏が90歳でお亡くなりになりました。
生前というかご活躍されているときは、単に「やり手のビジネスマンだな」と思っていました。
半年ほど前に著書「心」を図書館で借りて読んでみました。
感動しました。
その中で一番響いた言葉は「 いかなるときでも感謝の心をもって対する」でした。
言うのは簡単ですが、なかなか実践できるものではありません。
その他にも
「感謝の心は他者に対してへりくだる気持ちがないと出てこない」
や
「ダメだと思ったときが仕事の始まり」
など、自分を前面には出さない、相手の気持ちを受け止める姿勢など、素晴らしい教えがありました。
しかし自分(私)では実践できないんですよね。
皆ができないことを実践してきたから、偉人なんです。
もうひとり、旧ソ連の元大統領ゴルバチョフ氏が亡くなりました。
東西冷戦を収束させた方です。
欧米では評価が高いが、本国ロシアではそうでもないとのこと。
私は大いに評価している方です。
1980年代を知る者からすれば、あの時代、あの状況でよくあそこまで行動できたな、と感心します。
恥ずかしながら、自分はそんな偉人のような行動は取れません。
少しでも近づけるように日々精進していきます。
深くお悔やみ申し上げます。