<追悼>稲盛和夫氏とゴルバチョフ氏 | 事件は物流現場で起こっている

事件は物流現場で起こっている

30数年、物流の現場で働いてきました。その時に思ったこと、考えたこと、感じたこと、をつらつらと書いていきます。年寄りの戯言です。

今日は番外編です。

相次いで私が尊敬する方の悲報に触れました。

 

まず稲盛和夫氏が90歳でお亡くなりになりました。

生前というかご活躍されているときは、単に「やり手のビジネスマンだな」と思っていました。

半年ほど前に著書「心」を図書館で借りて読んでみました。

感動しました。

その中で一番響いた言葉は「 いかなるときでも感謝の心をもって対する」でした。

言うのは簡単ですが、なかなか実践できるものではありません。

その他にも

「感謝の心は他者に対してへりくだる気持ちがないと出てこない」

「ダメだと思ったときが仕事の始まり」

など、自分を前面には出さない、相手の気持ちを受け止める姿勢など、素晴らしい教えがありました。

 

しかし自分(私)では実践できないんですよね。

皆ができないことを実践してきたから、偉人なんです。

 

もうひとり、旧ソ連の元大統領ゴルバチョフ氏が亡くなりました。

東西冷戦を収束させた方です。

欧米では評価が高いが、本国ロシアではそうでもないとのこと。

私は大いに評価している方です。

1980年代を知る者からすれば、あの時代、あの状況でよくあそこまで行動できたな、と感心します。

 

恥ずかしながら、自分はそんな偉人のような行動は取れません。

少しでも近づけるように日々精進していきます。

 

深くお悔やみ申し上げます。