今日の横浜は雨降る前のどんよりとした曇り空、
リ○さんの若冲画伯の鶏の絵の話で子供の頃に賞を頂いたと言う素晴らしいお話で思い出しました、ちょっと悲しい話なんです、小学生だったあの頃は小学校の前でひよこ5円位?で売っていました、私はピヨピヨとなくひよこが可愛くて二羽買っておうちの庭に飼い兄が昔のりんごを詰める木の箱でおうちを作ってくれたり寒くなっては、いけないので電球をつけて暖を取る仕掛けを作ってくれたり、私も小松菜を細かく切って米屋さんでぬかを買ってきて餌を作り毎日大きくなるのを楽しみに学校から帰ってから遊んでいました、でもある日ひよこからちょっと大きくなったピイとピピがいないのです、お母さんに聞くとなんと「かしわ屋さん(大阪で言う鶏肉屋さん)に卵36個で売った」と言うではありませんか、私は急いで鶏肉屋さんに駆けつけ返してほしいと頼みました、鶏肉屋さんは鶏肉を指差し「もうこれになっちゃったから返せないよ」と残酷な言葉を言われました、私は家に帰り母になんでなんで、と泣きながら訴えると母は「庭の大事な木の新芽をみんな食べてしまうからよ」、と私を抱きしめるわけでもなく背中を向けたことを思い出しまた……。ここからがリ○さんとちょっとリンクします、私は悲しみのあまり小学校の絵画の時間に鶏を大きく書いてその横で私がハンカチで涙を拭きながら手を振っている絵を書いたところ、小学校の玄関口にでかでかと掲示されました、それから展覧会の絵画コンクールにも出させていただきましたが情熱がなく全然だめでした、なんてことがあったなあと思い出にふけっていました。
いつもご覧いただいてありがとうございます。