結局、空港泊では一睡も出来ず、朝を迎えました。
眠い。




仲良くなったファミリーは朝の便でパナマへと飛んで行きました。
一晩だけの友だち。
旅だなぁ。




日の出は思ったよりも遅く、7時頃ようやく街灯も消えたので国内線へ移動。
その距離200mくらい。
この距離さえも恐れていたなんて。
めっちゃ近いじゃん!




国内線はお店がいっばいあって賑わっていました。





国際線ターミナルにもフリーWi-Fiがとんでるんですが、全然繋がらず。
国内線ターミナルのWi-Fiに望みを掛けていました。



が、
こっちも繋がらない。




どうなってんだ?



私、調べものは空港ですればいいと思ってたから情報あんま持ってない。
地図も見れない。
今夜移動予定のメリダという街のことも空港で調べる予定だったのに。
ヤバイ。



ここに居ても仕方がないので、とりあえず闇両替だけして街へ繰り出そう。




なんか、事前に見たことあるブログでは空港にいたら声掛けられるってあったけど、私全然声かけられない。
それらしき人もいない。
うーん...どうしよう。




とりあえず、お店の人に聞いてみる。
そしたら、替えてくれるって!




最初は1ドル900ボリバルって言われたけど、闇レートサイトでは1ドル1088ボリバル。
前日の値だけど、これはスクショしてたので相手に見せる。
すると、どっかに電話をかけて950ボリバルで交換してくれました。



たった1枚の100ドル札が約10000枚の紙幣に変わりました。
かさばるー




あっ、ちなみに正式なレートは1ドル6.5ボリバルです。
意味が分からない。





いつかの記事にも書きましたが、ここベネズエラの警察は腐敗しています。
なので、旅行者にいちゃもんをつけてドルを巻き上げることで有名。
みんな、あの手この手で、ドルを隠しています。



私も、両替したいときは100ドルだけ、すぐにとれるカメラのバッテリー部分に小さく折って入れています。



ほかのドルは、書くのちょっと恥ずかしいけど、生理用品の中に入れています。
さすがに警察も生理用品の包装を開けて内部までは見ないかなと。
しかも、常に携帯してても不自然じゃないし。



ただ、人前で出すのは恥ずかしいので、前記したみたいに使う分は別の隠し場所に移しています。




無事に両替も終わり、事前に情報を得ていたあるところへ行きます。
ベネズエラはタクシーが、安いのでこういう時にありがたいです。
普通だったらいかにバスで行くかとか調べるけど。




空港から目的地のショッピングモールまではタクシーで約40分。
値段は5500ボリバル。
約5.5ドル。
十分安いけど、やっぱり物価は上がってるんだな。



半年前に旅した人の倍くらいは上がってるなんて話も聞きました。
少し前までは闇レートのおかけで豪遊出来る国として有名でした。
今はアジアとかとあんまり大差ないイメージです。




私がこのショッピングモールに来た理由。
それはこれ。





寿司が食べたかったの!!!



何よりも味噌汁が嬉しい。
なぜか、ミソシロって表記だったけど。



決して、決して大絶賛するほどの味じゃないんです。
巻くのに力入れ過ぎで、米の粒感とか酢飯独特のツヤ感とかまるで無いんです。
けど、味が濃くないのが嬉しい。
さっぱり。



それにしても、海外の人が寿司屋をすると、裏巻きが異常に豊富。
確かに見栄えするけど。



私は、食べながらこの寿司屋観察をしてたんですけど、回転力が無いのにハラハラしてました。
とにかく遅いんです。
出てくるのが。


ここは、フードコート。
お昼の時間が勝負。
なのに、客をさばききれていない。



全部、オーダー後に作ってるし、メニューが多すぎる!
パック売りも用意すればいいのに。
ランチセット出せばいいのに。



とか、何目線か謎の解析をしていました。
大きなお世話ですね。



ここのフードコート雰囲気がすごく可愛かったです。




ベネズエラはモノ不足っていうのが信じられないくらい立派な作り。
けど、スーパーとかは空き棚ばかりなんです。
怖くて写真とってないけど。
慣れたらもっと写真にも挑戦します。



ウィンドウショッピングを楽しんでいたら、眠気が。
昨日は徹夜だし、その前もその前もちゃんと寝れて無いからフラフラ。



程よいソファーに座ったらコクコクしてました。
小汚い格好で、バックパック持ったアジア人がこんな所でうたた寝。
追い出されなくて良かった。




少し元気になったので、バスターミナルへ移動です。
この街には泊らず、夜行バスでメリダという街を目指します。
旅人が、ついつい沈没してしまう街として有名なメリダ。
私もゆっくりしたーい!!!!




というこで、タクシーに乗ります。
30分ほどの移動で2400ボリバル。
約2.5ドル。
安いな。



信号で止まると、少年たちが窓を拭きにやってきます。
お値段10ボリバル。
約1円?
この国が本当に分かりません。
国民の生活はどうなってんだ?



ご飯やタクシー、私たち旅行者には安いけど彼らにとってはどうなんだろう?
貧富の差やばそうだな。



バスターミナルはカオス感が漂っています。
ワープしてインドに来ちゃったと思いました。
客引きの声やらなんやらでごった返し。



私も負けじと、
「メリダーメリダー」
とアピールします。



訳のわからない空間では目的地を叫ぶのが一番です。
どうにかなります。



今回もメリダ行きのバス会社の人が来てくれました。



この場所のカオス感を写真に、収めたかったのですが、ベネズエラ初日の私には怖くてカメラもスマホも出せませんでした。
薄々感じてると思いますがチキンハートです。



バスは夜7時出発。
待合室みたいな所へ行くと軍人の格好をした若者グループが席を譲ってくれました。
警察と同様に軍も腐敗してるって聞いたことあるから、彼らの優しさにビックリ。
めっちゃ、いい人たちでスペイン語でマシンガントーク。
私は0.001%しか分かりませんでした。
つまり、ほぼ理解不能。



バス会社のおっちゃんに、6時にオフィス前に来てって言われたのにオフィスは閉まっていました。
なぜ!?




仕方が無いので乗り場へ行きます。
どこから私のバスは発車されるのでしょう。
おばさんに聞くと、
「ここ!」
と、幅広くこの辺の一体を指刺されました。
でしょうね。この辺だよね!
それは私にも分かります。
元気な時は笑えるけど、疲れてる時は悲しくなります。



まだ時間はあるので、バックパックを椅子に座り込み。
焦るには早すぎるので省エネモードに切替
出発10分前に解除しましょうかね。




けど、奇跡。
この辺で腰を下ろそうと思った場所にバスが来たーーー!!
天才!





荷物を下に預けるのに追加で50ボリバル払って、なぜか指紋をとられます。
これ意味あるの?



バスの座席はフルフラット直前ってくらい席が倒れ、しかもフカフカでよく寝れそう。



お願いだから途中でアホみたいに検問がありませんように!
私の睡眠の邪魔は許さない!
検問でパンイチにされてドルを探されたなんて話も聞くのでね。
怖いですね。



予定より遅れて7時45分。
メリダに向けて出発です。




それから12時間後。
翌朝8時メリダ到着。





爆睡!!!!
検問も休憩もあったのかな?
検問はあったら起こされそうだし、無かったのかな?




ビックリです。
自分でも。



さっきバスに乗り込んだのにもう着いた!





長距離移動が苦手な方、3日寝不足が続くと12時間移動もお昼寝感覚で終わりますよ。




さて、新しい街での恒例。
迷子タイムのスタートです。





読んでいただきありがとうございます。
ビビって写真とれてなくて申し訳ないです。
もうちょっと感覚に慣れたら撮りたいな!


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