照明も暗く人気のない手術室の前に着くと、一緒に来た病棟のナースはストレッチャー押して手術室に入って行った。
暫くすると主治医が出てこられた。6時間超えの手術の後で、お疲れのように見てとれた。
「先生、ありがとうございました」と声を掛けると、
切除したブツを直径10cm程度のパレットに載せて見せてくれながら、色々説明してくださる。
🧑⚕️「腫瘍のある所が複雑で血管の上だったり出血が多くて、大きい所はクリップで閉じてるんですが、他は1回1回焼いて止血してるんで結構時間かかっちゃいました」と、まず時間掛かった事の説明があり
切除したブツに関しては
🧑⚕️「周り余裕もって 切ってます」と見せてくださいました。
カメラ画像で見せてくれた時とは違って、色の悪いタラコみたいな感じ。結構多く、若干臭う。
もらおがDr.の説明の途中で
口を挟もうと(長女の まで言ったから 好きなタラコみたいだねとでも言おうとしたと思う)したら、察した長女が阻止してくれる さすが。研修等でいつもDr.に教えを乞うので慣れているのかしらと思ったりした。あとで
👱🏻♀️「説明の途中で遮っちゃダメだよ、Dr.忙しいんだから」と言われていた。本当にそう。すぐ脱線する会話を仕掛けたりおちょけて長引かせるのが得意。
🧑⚕️「えっとコレ、病理に出します。ボリュームあって分厚いし、硬くなってるのもあったのでちょっと怪しいって訳じゃないけど色々精査します。
その結果この後どうするかはまた相談という事になりますが、なんとか無事全部取れました。」と報告を受けた。
そこで長女が質問🙋♀️
👱🏻♀️「気になってたんですけど、聞いていいですか?
この腫瘍って切ったらどうやって回収するんですか?全部集めて取り出す? 1回1回取り出すのも違うかなーって思って。吸引できるのか? どうですか?」と。
🧑⚕️「これはですねぇ」と
今まで疲れた様子だったのがすごく嬉しそうに
🧑⚕️「カメラの中には入ってこないので、これごと網というかネットみたいなやつに入れ込んで引っ張ってくる感じになります。
一番奥のとこに置いて作業して全部の処置が終わったら一緒に持って帰ってくるっていう感じです。大腸は壁が比較的薄いから入れるの超大変なんであまり出し入れしないです」
と、教えてくださった。
👱🏻♀️「そうなんですね、知れてよかったです。疑問が晴れました。ありがとうございました」
その後、母がストレッチャーに寝かされて運ばれてきた。
声をかけても、ビクともしない。
主治医が「目覚めるお薬使いましたけど、まだぼんやりしてると思います。比較的まだお眠りになってる事が多いです」と教えてくださり
ナースと共に病室へ上がる。
エレベーターで上がる途中、母が大きいいびきを何度かかく。ナースが「先ほどは少し会話出来たんですけど、まだ眠いかなー」と教えてくれる。
ストレッチャーからベッドに移動し 母も気付き会話出来る。
「無事終わったよ」
「よかったね」
🧓🏻「ありがとう」
「もう7時半過ぎとるよ」
🧓🏻「ほんとぉ」
長女やもらおにも気付き
🧓🏻「来てくれてありがとね」を繰り返している。
見舞客も帰る時間をとっくに過ぎているので、「もう帰らないかんで
帰るね、また明日来るね」と病院をあとにしたのは 20時頃だった。
(母、この辺 全然覚えてないんだって!)
続きます
いつもお読みくださり
ありがとうございます
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