8月17日、18日に開催されたナナシスの全体ライブ

「Tokyo 7th Sisters LIVE DIVE TO YOUR SKY!!」 に両日参加してきました。

  実質初めての全体ライブ

 少し私とナナシスについて話をします。

 私はナナシス界隈に一定数いると言われている水瀬いのりオタクで、ナナシスの存在は知っているものの、具体的には知りませんでした。そんなときにナナシスライブにいのりさんが出演すると聞き、22年12月に行われたライブ「Along the way」の3日目に参加したというわけです。

 「さすがにナナシスを全くプレイせずライブに望むのも失礼だろ」と思い、スマホのゲームといえば将棋ぐらいしかやったことがなかった私がおそるおそるナナシスをインストールし、シナリオは4.0までは読み、曲は半分ぐらいしか知らないという状況でのライブ参加でした。

 

 今回は、曲は全曲プレイしているし、シナリオもメインは全部読んだので、実質初めてナナシスを知っているという状態で臨んだ全体ライブということになります。

 

  運営のサービス精神がすごい

 今回のライブ、運営のサービス精神、心意気をものすごく感じました。

①トロッコ大活躍!ハズレ席なし!

 アリーナは奥行きが深くなりがちで、正面奥がハズレ席になりがち。

 今回のライブはスタンド席の真ん前近いところにトロッコの走路が設定されているし、センターステージもある。しかも2組に1組はトロッコに乗り、しかも2台に分かれて、左右両方のスタンドにサービスするといった具合に、どこの席にいても演者が近くに感じれるような工夫をしていました。

 しかも今回2Days公演で、両日出るユニットが多数だったのですが、初日に前方のステージでパフォーマンスしたら、翌日はセンターステージか、トロッコで後方。逆に初日センターステージの人は翌日は逆。といった感じ。

私は両日とも同じブロックだったのですが、もしかして全通の人はみんな両日近いブロックだったのかも。演者がそれぞれの日で違う場所で歌うので、どのユニットも両日のうちどちらかは近い場所で見れる。。。まさに運営の心遣いを感じたところです。

 

②メドレーという答え

 ナナシスの楽曲は実装されている分で168曲。そこからどう選ぶかは難しいところですが、今回メドレーにすることで限られた時間で多くの曲を紹介したという感じがします。

 これには賛否両論あったかと思いますが、このためにサウンドを作り、演者も準備をしてくれたことを考えると、これも心意気だなと思います。

 メドレーを中心としつつも、新曲はフルで紹介してくれたり、その点もバランスをとっていたと思います。まあフルバージョン聞きたければユニット単独のライブに来てください!ってことなんでしょうね。

 

③マイナスをプラスにする神演出!

 今回いろいろ事情があり、出演がかなわなかった演者もいましたが、そこをユニットでカバーするという神演出!

 ロナが欠けたWitch number4とシズカが欠けたSISHのコラボで素敵なユニットになったり、

 マツリが欠けたQoPを4Uがカバーして、対バンになったのは熱かった。

 

④音楽プロデューサーが顔出ししてくれる

 両日参加の人には音楽監督・プロデューサーからプレゼントの手渡しがありました。なかなか、制作側の人が表に出ることはないのですが、みなさん一言感謝の声を伝えたかったと思うので、とてもよい機会だったのではないでしょうか。

 

  特に心に残ったユニットなど

①777☆シスターズは泣いてしまう

 サウンド的には2053が体になじむのですが、777シスターズ本体の曲と歌詞はものすごく刺さって、泣いてしまうものが多い。まあストーリーを読んでるからなんでしょうが。

 特に「melody in the pocket」とか「スタートライン」とか「Stay Gold」とか。

 で、しょっぱなからこれを含むメドレーなので、恥ずかしながらライブスタートしていきなり泣いてしまうことに。でもこれを聞きたかったんです。本当に。ありがとうございます。

 

②Asterlineはいいぞ

 昨年12月のライブ以来のAsterline。わずか半年ちょいですけど、歌唱が進化したように感じました。そしてなにより躍動感のあるダンス。

 最後のStar Glitterでは、ときどきわちゃわちゃしながらも、サビではばっちりダンスを決めていて、ダンスが強いユニットとしての矜持を感じました。

 特にStarlight☆Asterism!!!のマイクぐるぐるは最高ですね!

 一日目のAlong the wayでは山田麻莉奈さんから指さされちゃって、めちゃくちゃドキドキしました。(多分勘違い)

 

③OFF White、KARAKURI、ジェダのパフォーマンスは別格

 単独でのパフォーマンスとなるこのお三方はすごかった。

 歌唱がうまいのは当然として、そこへの感情の込め方、表情管理含めてプロという感じがしましたね。

 ジェダさんは投げキスとかファンサもすごかった。一日目のAlong the wayでは投げキスもらっちゃいました(多分勘違い2)

 OFF WhiteのWhite outは会場で聞くと、ビートの聞いた疾走感がすごくてゲームとか音源で聞くよりもずっと良かった。そして白昼夢。音源でももちろんいい歌なのは言うまでもないのですが、声を含む表情やパフォーマンス込みでみると感動が違いました。

 

④植田ひかるさんがかわいい

 Le☆S☆Caの植田ひかるさんが薄幸なのに、歌とかダンス頑張っているように見える様がなんともかわいい。まあ、薄幸と感じるのは私ぐらいのようで、、、、。

 

 

 Le☆S☆Caの出演は2分ごろから。多分オリジナル3人のうち植田さん除く2人が途中で変わってしまったとかそういう事情がそう見せているだけかもしれませんが。。

 

 ⑤かわいいの暴力ってこういうことなのね

 Ci+LUSは2日目だけの出演でしたが、山崎エリイさんの可愛さは異常。さらにうさ耳で破壊力抜群でした。かわいいの暴力というフレーズがありますが、ああ、こういうことなのかと妙に納得してしまいました。

 RiPoPのミオリ役の小茅さんはデビュー前からナナシスをプレイしていて、特に山崎エリイさんのファンだったようで、楽屋でお話できて感動してないてしまった。。という話をXのSpaceでお話されていました。泣いた後「ごめんなさい、泣きました」っていってメイクを直してもらったという話とか、とてもよいです。。

 

 ⑥桑原由気さん大活躍

 シンジュ役の桑原さん。777シスターズとこども連合、Season of Loveとサンボンリボンと4ユニットで登場と大活躍。サンボンリボンではドラムも披露してました。

 そして、、、かわいい、、、こんなかわいい子でしたっけ???

 個人的には2043のシンジュが一番好きなのですが、中の人もこんなにかわいいなんて!

 

 ⑦優木かなさんめちゃ美人やん

 前回参加したAlong the way3日目では出演しなかった「CASQUETTE’S」が今回は両日出演。

 2034組では珍しい(?)大人枠。その中でも私の目を奪ったのは優木かなさん。

 メガネが似合ってて、個人的にはめちゃくちゃドストライクの美人でびっくり。。双眼鏡で思わず見入ってしまいましたね。。。

 

  ナナシスは終わらない

 ナナシスの茂木伸太郎氏が2021年にドーナツを退社。

 2022年からは2053シリーズがスタートし、時代は2034軸から2053軸に切り替わっていくのかと思っていたのですが、2034軸の新曲がライブで披露されたり、777シスターズの新曲制作中だったり。総監督はいなくても2034を続けていくんだ、まだ柱なんだという意思を強く感じました。

 その中で春日部ハル役の篠田みなみさんはライブ全体を座長として背負っていて、重圧もあったと思いますが、見事にやりきったと思います。最後感極まりかけているところ、感動しました。

 本当にお疲れさまでした。

 

 2022からナナシスを始めた私にとって、2032~43までは完結したお話。2053は自分とともに歩んでいる感覚があるので、どうしても2053に対してシンパシーを感じてしまうところはありますが。

 特報ではなかったのですが、Roots.はいつ結成するのか、アイとユウの邂逅はどのような形になるのか。2053の今後にも期待したいと思います。