このところ、〇月×日に地震が起きる、噴火が起きる、津波がくる……などの予想・予知をする人が多くなっている。

 東日本大震災を経て特に予知を発表する人が増えている。実際に「見事に当たった」と言える人もいるが、「数打てば当たる」で当たったものもあるが外れたものも多い、とにかく「予知が多い」人もいる。

 気になるのは、それらの予知をすべて鵜呑みにして、不安になったり、騒いだりしている人たちである。斎藤一人さんではないが、そういうネガティブな波動はネガティブなことを呼んでしまう。ネガティブなことを言っていると、ネガティブなことを引き寄せる。ネガティブなことを言う人にとって、世界はすべてネガティブに見えるのだろう。人は、それぞれのパラレルワールドに生きているとは言っても、ネガティブなことを言う人たちが多くなると、そうでない人たちの世界をネガティブな世界が侵食してしまう。

 もちろん、災害への備えは必要であろう。だが、「備えがあるから安心」という気持ちでいるほうが、よっぽど良い。ほかの大勢の人々をネガティブ世界に巻き込まないでほしい。ネガティブな現実世界を持たらさないでほしい。

 自分が世界の創造主であることを知っている人、「明るい未来を創ろう」という意識で生きる人を増やしたい。