こんにちは!!
神社では、夏越の大祓の行事が行われる時期ですが、
瀬織津姫(セオリツヒメ)って、ご存知ですか?
神道の祭祀で唱えられる、「大祓詞」に登場する神様です。
大祓詞には、瀬織律姫は水の神で、すべての罪を海にながしてくれると書かれています。
そんな重要な神様であるにもかかわらず、古事記や日本書紀には登場しません。
数年前からスピリチュアル系では「瀬織津姫」の復活が話題となっており、
「饒速日(ニギハヤヒ)」の奥様、という解説も巷に多く出回っていますが、
ホツマツタヱでは、男神「アマテル」のご正室のこと!
古代では、第4代天皇からは、男女のご夫妻で「まつりごと」をされていました。
「瀬織津」の漢字はあとからあてはめたものです。
そのお名前の由来は、
あまりの姫の美しさに、アマテル(背・・・男性のことを背の君、っていいますよね)が、
きざはし(階段)を降りてかけよったから。
また、別名「向津姫・ムカツヒメ」というお名前もありますが、
こちらも日の神・アマテルに向かい立つ姫、というところから来ていると言われます。
さて、私は先日、六甲山に行ってきました。
六甲は、昔「ムカツ峰」「ムコ山」などと呼ばれており、
こちらには「六甲比命大善神社」があります。
巨大なウサギの形をした磐座があり、そちらにお祀りされているのが、
「瀬織津姫」
瀬織津姫研究第一人者の大江幸久先生に、じきじきにお話をうかがうことができました。
伊勢神宮の祭祀が変遷・改変されていく中で、
聖徳太子も空海も、渡来系やその力を得て勢力を伸ばそうとする権力者から、
まことの教えを守ろうとされていたことなどが、語られました。
(内容が濃すぎて、とても紹介できませんが)
そして、いただいた沢山の資料を復習していると
「世界に広げよう!お天道様は見ている。
天なる道から外れない!」
との見出しが。
根源神「アメミヲヤ」=お天道様の復活は、
記紀では語られない古代の重要な神々の復活とも
絡んでくる。
祈りの羽プロジェクトあなしあサロンで行ってきた「ホツマツタヱ」の講座が、
ご縁あって、朝日カルチャーセンター名古屋教室の講座になりました。
3月の特別講座はホツマ概論でしたが、
7月、8月、9月と、次のような内容で講座をさせていただきます。
7月は「日本古来の伝統行事」
8月は「消された姫神たちの物語」
9月は「縄文の生命観・宇宙観」
これまで長年、真摯にホツマツタヱの研究を続けてこられた、
偉大なる諸先輩方に敬意と感謝を込めて。
タイミングが合う方のご参加をお待ちしております。