私の住む地域で、「里の森」「緑地」であった場所が開発され、
大きなショッピングセンターとホームセンターが建設されました。
うちの近くには、2つほど大きなモールがあり、人口も増えていません。
しかも、その2つとも、オープン初期の勢いはなくなり
クローズするお店が続出しています。
どうやら新規店を増やしていかないと利益が生まれないのだそうです。
撤退する店が出ても、新規の店を作る方が黒字転換するという話・・・。
でも、結局は消費者としてどう振る舞うのかが問われているのかもしれません。
そんなに、モノは必要なのでしょうか?
使い捨て、新しいものへの買い替え、プチプラの氾濫。
日本人の「もったいない」精神はどこにいったのでしょう。
山中に設置されてしまった巨大なソーラーパネルと同様、
一度破壊してしまった「里の森」を取り戻すのには、
また多くの年月が必要です。
「環境破壊」「自然破壊」への問題提起がなされてから、もうずいぶん経ちますが、
解決された問題よりも、増えていく問題の方が大きい。
ホツマツタヱ13アヤには、次のような言葉が書かれています。
「欲し去るは 捨てず集めず わざを知れ」
この意味は、
「我欲を消し去るには 無駄に捨てず、かき集めもせず、活用を知ることが大切」
(『縄文の教え88』原田峰虎著 かざひの文庫より)
また、古代日本人と共通する精神をもっていたネイティブ・アメリカンの言葉から一つ。
「われわれが 踏みしめる大地 この大地は聖なるものだ。
それは、我らが先祖の血であり、肉でもある」
日本ホリスティック医学協会名誉会長、帯津良一医師も
書籍『永遠のいのち』の中でこう語っておられます。
「地球の自然治癒力をあげていきましょう。
自分の高い波動が社会や世界を良い方向へ導きます」
昨年の対談本ブログ