地金の分析
展覧会やら娘の面談やらでちょっと時間が経ってしまいましたが、10月だか11月に初めて地金の分析をしてもらいに行った時の事を書こうと思います。忘れないために。今回分析してもらおうと持参したのは祖母の遺品から出てきた金歯と、何だかよくわからない「もしかして溶かしたの?(どうやって?)」っていう金色をした練り物みたいなのと指輪の枠と耳飾りと砂金取りで取れた金カスとその他諸々。ってこの物達どうなんだろ?兄は「捨てようかと思った」と言っていた品々です。それはちょっと。。。んで、分析器。じゃじゃ〜ん!私のじゃないですよ、勿論。こんな仕事しているから分析してくれる知り合いがたまたま居ただけです。いつものメッキ屋さんだけど🤣このマシーンの窪んでいる箇所に分析物を置く。ピカーンと光っている箇所に。ポチッとこんな感じで。手前の一箇所しか置けなさそうだったから小さいのしか出来ないのかな?謎。んで、暫くするとPCのプリンターから結果が出てくる。婆ちゃんの金歯の分析結果。一番下のAuが金の元素記号ですね。他にも割金としてよく使うパラジウムや銀や銅も入ってますね。これで74.89%が金であることが判りました。18/24で75%が金だと18金ということになります。婆ちゃんの金歯、ちゃんと18金でした。んで、こちらの方々がこの度18金認定をしていただけました。おいくらになるかは相場でご確認くださいませ。因みに私が金工を始めた2000年頃は¥1030/gくらいでした。わおぅ!兄よ、捨てないで正解だな。っつか捨てるってどーゆー事!てなわけで、これで今年のブログはおしまいかなぁ。良いクリスマスを〜