エピソード3:数学者の亡霊

1.あらすじ

ブラザー・ダスクは昇天を前に自分のレガシーを振り返っていた。
その頃、ファウンデーション計画の一団がターミナスに到着し、謎めいた物体を発見する。
 

2.前回までのまとめ

 スター・ブリッジ爆破事件の真相解明が行われたものの、真相が掴めぬまま
爆破に関わったとされるアナクレオンとセスピス両惑星に対して処罰が下された。
 一方その頃、主人公ガールは、セルダン博士が殺されるところを目撃してしまう
のであったー。
 

3.内容【ネタバレ注意】

 スター・ブリッジ爆破事件から19年後ー。

ブラザー・ダスクは死期を前にして、自らの半生について振り返っていた。

スター・ブリッジが建設された当初からクレオン1世の想いに自らが縛られ続けている

と知りながらも、自らが残せるものについて考えを巡らせていたのだ。

彼は、アナクレオンとセスピス両惑星がなにがしか問題を起こすのではないかと危惧していた。

 

代替わりを経て、昇天の時を迎えようとしていた。

生まれたばかりのドーンを抱きしめる元ダスク、

自らの消滅を目前にして、歩みを止めた元ダスクは…

「何かがおかしい。」と一言告げ昇天していく。

 

皇帝が代替わりをしていたちょうどその頃、

ファウンデーション計画の一団はついにターミナス到着。

そこで奇妙な物体ヴォールトを発見する。

ヴォールトは人々を寄せ付けず、近づいたものは皆めまいに襲われてしまうという

不思議な物体であった。

しかし唯一サルヴァーという少女だけが近づくことができた。

 

                      ***

 

そして現在ー。

移住に成功したファウンデーション計画の一団は、平穏な日々を過ごしていた。

基地を守護する番人となったサルヴァ―は、夜中に異変を感じ、捨てられた宇宙船

へと向かう。

そしてその帰り、アナクレオンの戦艦が到来していることに気づくのであった―。

 

アナクレオンの襲来に殺気立つ計画のメンバーたち。

帝国へ連絡を取ることもできずにいると、

ついにアナクレオンの一団がやってくるのであったー。

 

4.感想とまとめ

 ついにファウンデーション計画の一行がターミナスに到着しましたね‼

基地も完成し落ち着いたのも束の間、アナクレオンの襲来。。。

スター・ブリッジ爆破事件で帝国に恨みをもっているはずなので、次週衝突しそうですね。

ダスクの予言もありますし、アナクレオンとセスピスの動向というのが物語の重要な部分と

なってきそうです。

 次週はアナクレオンが襲来した目的に注目したいと思います!!

 

 

 

 

 

2021/11/05 目次追加しました。