こんばんちーちゃん!
すっかりご無沙汰しています💦
私が日頃から勝手に推して追い回している(?)アーティストさんの、MVやジャケ写など聖地を巡る旅の模様を紹介していく「聖地巡礼の旅」。最近は、この夏の暑さと、ライブや仕事の忙しさにかまけてw、すっかり聖地巡礼の足が遠のいていました💦
久しぶりの聖地巡礼の旅となる今回取り上げるのは、松本千夏さんの「さえたろう」です。
この曲は、ちーちゃんが中学生の頃に「さえたろう」と呼んでいた友達のことを描いた一曲です。ちーちゃんがメジャーデビューをした2021年、3ヶ月連続リリースをしていた時期があったのですが、そのうちの2ヶ月目、2021年11月にリリースされました。
ちーちゃんは大人になってから、さえたろうと久しぶりに再会を果たしたそうですが、歌詞の中にも中学生時代の話と、大人になってから再会した話が織り交ぜられていますね。この曲のMVにはちーちゃんご本人の登場はなく、平井珠生さん・白石こころさん・中森美琴さん・中森琴音さんが出演されているのですが、「さえたろう」のストーリーがしっかり再現されていて、見ていて微笑ましくなる、心がほっこりする…休日の午後のまったりタイムにふと観たくなるような、個人的にとても好きなMVです!
そんな「さえたろう」のMVですが、調べてみると東急大井町線の沿線の景色が数多く使われているということを知り、これは聖地巡礼の題材としては周りごたえがありそうだということで、リリースから2年が経つタイミングで、久しぶりに聖地巡礼へと行ってきました!
東急大井町線は東京都品川区の大井町駅から、神奈川県川崎市の溝の口駅までを結ぶ総延長12.4 kmの路線です。
東急といえば、東横線や田園都市線など、東京都心から放射線状に伸びている路線のイメージが強いですが、大井町線は東急各線を東西に結んでおり、東急の中でも他路線とはちょいと立ち位置が違う路線です。少し都心から離れた場所を走っていくので、車窓も結構住宅街が続く印象でした。
今回は、大井町駅をスタートし、大井町線の各駅を巡りながら、終点の溝の口駅を目指してみます!
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スタートとなるのは東京都側の始発駅となる大井町駅(OM-01)。
大井町線には急行と各停がありますが、まずは急行電車に乗っていきます。
MVの雰囲気を味わいながら、大井町駅を出発しました。
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【A 大岡山駅前】
まず最初に降り立ったのは、大岡山駅(OM-08)。目黒線との乗り換え駅で、急行停車駅でもある大きめの駅です。
大岡山駅を出てロータリー側にある横断歩道がMVに登場しています。
大岡山駅には東急病院が直結しており、その建物がMVでもはっきり写っているので、分かりやすいですね。
さらに横断歩道を渡って細い道路に入ると、商店街のような場所が出てきます。
中学生の頃の通学シーンは、大岡山駅周辺でまとめて撮影されたものかと思われます。
この辺りで他にも撮影されたシーンがあるかもしれませんが、住宅地に入っていきそうなので、これ以上の深追いはやめておきます。
【B 九品仏駅〜ぽかぽか広場】
大岡山駅からさらに西へと進んでいきます。
次の目的地である九品仏駅(OM-11)は各停しか停まらないため、ここからは各停に乗っていきます。ちなみに九品仏とかいて、「くほんぶつ」と読みます。
ちなみに大井町線を走る9000系の電車の車内にはクロスシートがついており、MV中に出てきた電車内の内装にも一致しています。
急行だと大井町駅から溝の口駅まで乗り通しても20分ほどと短いですが、各停だと駅間が短く、思った以上に時間がかかる印象でした。
九品仏駅に到着。この駅はホームの長さが短く、5両編成のうち溝の口側の1両はドアが開きません💦
駅を出るとまっすぐ続く商店街を抜け、環八通りを渡っていきます。
世田谷区立ぽかぽか広場という公園にやってきました。MVの公園のシーンが撮られた場所です⛲️
緩やかな傾斜がついた芝生の広場がずっと広がっていて、土曜日の昼下がりということもあって、子どもたちがたくさん遊んでました。
公園の一角には舗装されたスペースがあり、木製の柱が並んでいる場所があります。
MVで遊んでいた水道もちゃんとありました🚰
近所の子ども達も手を洗ったり遊んだりしていることが多いので、隙を見て撮影するのが大変でした💦
名前通りのぽかぽか陽気に、子ども達の元気な声も相まって気持ちがぽかぽかするようなひとときでした。
【C 等々力駅前】
今度は各停で2駅だけ西へ進み、等々力駅(OM-13)へ到着🚃
東京23区の中で唯一の渓谷である等々力渓谷の最寄駅でもありますが、今日は自然に癒されに来たわけではありません笑
駅をでて、線路沿いにまっすぐ歩いていくと、MVで見覚えのある光景が出てきました。
大岡山駅周辺と同じく、こちらも通学シーンで使われていますが、等々力駅周辺は夕暮れ時に撮影されたようなので、少しMVの雰囲気とは遠いかもしれません💦
歩道橋もこの等々力駅周辺にありました。
MVとは関係ありませんが、この歩道橋からは大井町線の線路を見下ろすことができて、楽しかったです笑
大井町線尽くしの1日ですね!
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というわけで、等々力駅から再び大井町線に乗り、終点の溝の口駅に到着。
実際にはこの先の田園都市線と直通している電車も多いので、終点感はあまりないですね。
溝の口駅前は昔ちーちゃんが路上ライブをよくしていたという、ホームともいえる街です。
ちなみに、みかんサイダー時代の曲である「東京」のMVには、この溝の口駅前の風景が出てきます🍊🥤
ここまで聖地巡礼と共に大井町線を乗り通してきたわけですが、このMVにはもう一つ重要な場面があります。
MVの終盤、大人になって私服姿で、友人さえたろうと久しぶりの再会を果たすというシーンですね。最後のサビに出てくる河原のシーンですが、ここは多摩川の神奈川県側の河川敷になります。大井町線からは少し離れて、東横線の武蔵小杉駅から歩いて行けるようなので、ちょいと行ってみました!
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【D 多摩川河川敷(神奈川県側)】
大井町線で自由が丘駅まで戻り、東横線に乗り換えて神奈川県川崎市の武蔵小杉駅(TY-11)に到着。
最近はちーちゃんも時々路上ライブをやっている武蔵小杉。ここから北に20分ほど歩いていくと、多摩川河川敷にたどり着きます!
土手から階段を降りると、まず自転車が通れる細い道があって、その下にもう少し広めの道があるという感じでした。
神奈川県側の河川敷は初めて訪れたのですが、野球のグラウンドやゴルフの練習場があって、東京都側の河川敷と似たような雰囲気です⚾️
JRの橋梁付近まで歩いてきました。ここは東海道新幹線の橋梁と、横須賀線・湘南新宿ライン・相鉄線直通の列車が通過する橋梁がとなりあわせになっています🌉
相鉄線に直通する埼京線の車両(手前の緑色の電車)の後ろに、見にくいですが新幹線が走っているのが確認できます🚄
そしてこの橋が、MVの最後の方…大人になってからのシーンに写っている鉄道橋の雰囲気と一致していました。
今回巡った聖地のうち、中学生時代のシーンはどれも東京都内で撮られたものだったので、最後も東京都側の河川敷なのかと思っていたのですが、東京都側を探しても一致する風景が見つけられなかったのでまさか!とおもい神奈川県側の河川敷を調べたらビンゴでした笑
この最後のシーンだけは神奈川県内で撮影されているのが不思議ですね。衣装だけではなく、撮影地も少し変えることで、中学生時代から大人になるまでの時間の経過を表していたとしたら、すごいなぁと思います。多分私が見落としている聖地がまだあるだけだとは思いますが…💦
下流に少し進むと、MVでは少しわかりづらいですが、水道局の設備がある付近も映っていたことが確認できました。
多摩川を離れ、最後はJR南武線の向河原駅まで歩いて戻ってきました。
多摩川の神奈川県側は初めて歩きましたが、東京都側に比べると駅が遠いので結構大変でした…💦
今回は「さえたろう」のMV聖地を巡ってきました。
さえたろうは1つの路線に聖地が集まっていたおかげで、乗り通しながらずっと聖地巡礼ができるのが面白かったです😆
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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【地図の確認】
【A 大岡山駅前】
大岡山駅をおりて、中央改札を出ると、ロータリーがあり、その周りの横断歩道の一つが使われています。
【B 九品仏駅〜ぽかぽか広場】
九品仏駅から10分ほど歩いて、環八通りの歩道橋を渡った先に公園があります。
【C 等々力駅前】
等々力駅から北口にでて右に曲がり、玉川総合支所の大きな建物のある方向に向かっていくと、MVに映っていた場所が見えてきます。
歩道橋は大井町線を跨ぐようになっていて、都道312号線に沿って東側(大井町寄り)にあります。
【D 多摩川河川敷(神奈川県側)】
多摩川の河川敷はこのあたりが目安になると思います。
公共交通機関だと、ここだけは大井町線沿線ではなく、武蔵小杉駅や向河原駅から歩いていくかバスに乗ることになるかと思います。
東急線ワンデーパスを買って、東急線をうまく使って巡るのが現実的かと思います!