無知識未経験から、
重度障害を持つ方の生活支援、
『介助』に
携わることになったミカの忘備録。
顔合わせ
事務所での見学２回が終わり、
私は契約書にサインして、
利用者さんとの顔合わせへ。
駅前のすてきなカフェにて。
事務所の方と、介助者、
利用者さんと、介助者、
そして私の５人でお茶をすることになった。
そんなに広くない店内に、
電動車いすが２台は、
テーブルやイスを動かさねば入れない。
そうか、利用者さんと介助者の配置なども
考慮しながらテーブルやイスを配置するのか。
当たり前のことなんだけど、
やってみなくちゃ気づけないことがいっぱいだ。
周りはお客さんでいっぱいだし、
BGMが大きめに流れていて、
HSPな私には過酷な環境。
その中で利用者さんとお話をする。
が。
聞き取れない。。。
失礼を承知で、ただ正直に言うと、
「あうあうあう」
と言ってるようにしか聞こえなかった。
今まで見学させてくださった方も、
時々聞き取れないことがあったが、
障害の程度によって、
とても差があることを実感した。
ただ周りの方たちは聞き取れているので、
私の慣れや、環境の問題もあるだろう。
スイーツが運ばれてきて、
利用者さんが私にやってみてほしいというので、
介助者と席を交代してもらい、お隣へ。
フルーツもりだくさんのケーキ。
「バナナ」
と言われたら、
私がフォークでバナナを刺して、
口まで運んで、食べてもらう。
フルーツの名前は、聞き取れた。
でもフォークで取りづらい。
自分で食べる時と、何かが違う。
さらに食べてもらう時の、
フォークの向きも難しい。
なんて悪戦苦闘しながら、
思ったことがあった。
そうか。
自分が食べたいものを、
瞬間的に選び取って口に運べることは、
この方にとって当たり前ではないのだ。
言葉にして伝えて、
介助者がフォークで刺して、
口まで運ぶ、という時差をもって、
やっと食べたいものが口にできるのだ。
食欲という本能を満たすのに、
ラグがあるのだ。
目の当たりにすると改めて、
『当たり前』って、
人によってこんなに違うんだ、と感じる。
しみじしみする私の横で、
利用者さんはとびっきりの笑顔で、
おいしいね、と言った。
私のハートはその笑顔に、
射抜かれた。
次回。
利用者さん宅で現場見学。
そこで私がこの仕事にきた意味を知る。
つづく。
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❁ エナジーケアセラピスト
❁ LAS認定ヒーラー
❁ リフレクソロジスト
❁ ヒーリングアートセラピー®講師
アートやヒーリング、ボディワークなどで
エネルギーを整えるエナジーケアセラピスト。
幼少期から過敏体質（HSS型HSP）で、
大学卒業後すぐにボディセラピストになるも、
アトピーが悪化して4年で断念。
生きづらさを感じながら迷走し旅する中で、
瞑想に出会う。
自分を整えることで、
ニュートラルでいる心地よさを知り、
ヒーリングやアートセラピーの世界を追求。
より自分らしく魂の望みを生きるためのサポートとして
セッションを提供している。
パートナー雲水と『これもありか』というユニットを組み、
春秋は日本を駆け巡る。
人生の旅の添乗員のような存在として、
彩り豊かな波を人生に引き起こしながら、
特にエネルギー体と肉体の一致、
チャクラの調整ご希望の方、
大きな目標を持っていて、
なかなか現状が動かない方の
サポートを得意としている。
モットーは【自分を知ると世界が広がる】
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