さて、過去編では書ききれなかったあれこれについて話しますか。
今回は体調面……特に起立性調節障害(以下OD)に焦点を当てていきます!
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私は過去編でお伝えした通り、小学6年生の夏からODを患いました。
原因は恐らく、夏休み期間の怠惰な生活です。あの時のろくに運動もせず日にも当たらず寝っ転がる生活のせいで、私の人生は大きく狂ってしまったのです。許さん。
まず、簡単にODについて説明します!
ODは自律神経機能の病気で、思春期に多く見られます。血液を全身に生き渡らせる神経が正常に働かず、起立時に脳への血流が低下してしまいます。それにより、朝起きることが難しくなったり、めまいや吐き気といった症状があらわれ、重症だと倒れてしまったりもします。ですが、学校等が終わる夕方頃には体調が改善するので、ずる休みだと誤解されやすい病気でもあります。
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私は幸い重症では無かったので倒れたりはしませんでしたが、吐き気の症状が特に酷くて、よく保健室に駆け込んでいました。朝ももちろん起きられず、午前10時くらいにやっと体を起こせるような感じでした。
まあ、そんな体で学校に通えるわけもなく、学校側の配慮で別室登校をさせてもらっていました。小学校の別室登校の教室は幼稚園のような内装で、ボードゲームなどの遊び道具も置かれており、まずはせめて生徒を学校に来させようという小学校の意思を感じさせられました。
この教室を利用する生徒は学年もバラバラで、私はあまり馴染めずにいました(なので、特に他生徒と遊ぶこともなく、淡々とプリントを進めていました)。
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そんなこんなで学業面は落ち着き、お次は病院通いの日々が始まります。
まず最初に、いつもお世話になっている近所のこどもクリニックにかかりました。
ーこどもクリニックー
私「たすけて!」
「あ〜……じゃあ、△□病院おすすめしますよ」
ー△□病院ー
私「たすけて!」
「あ〜……なら起立試験しましょうか」
そんな流れでさせられた起立試験(身体におびただしい数の何かを貼られ、立ったり寝っ転がったりを繰り返しました。恐らく血圧の推移を測っていたんでしょうね。途中でふらついたりと、めっちゃ辛かったです)。その結果はなんと……
起立性調節障害〜!!
こうして病名がついた私は、△□病院に漢方薬とODの薬を貰い、しばらく様子を見ました。
かなり記憶が曖昧ですが、たしか補中益気湯(ほちゅうえっきとう)という漢方薬と、ミドドリン塩酸塩という薬を処方されました。補中益気湯は、虚弱体質者などにに出される薬で、体力増強といった効果が見込まれるらしいです。また、ミドドリン塩酸塩は血管を収縮させて血圧を上げるという、ODにはもってこいの薬です。
使用感としましてはまず、ミドドリン塩酸塩を飲んだ時は血圧が上がり(測ったら、およそ10くらい上がっていた)、そのせいなのか頭がざわざわするような感覚がありました。
一方、補中益気湯は……飲み続けていたら効果はあるんでしょうけどねぇ……とにかく三日坊主の私には飲み続けることなんぞ無理でした。ごめん、補中益気湯。味はたしか新聞紙に包まれたガムを食べているような感じでした。漢方の中では美味しい方なんじゃないでしょうか……笑
まあ、私の体調はあまり良くならず、ずっと現状維持のままでした。
ー△□病院ー
私「あんま良くなんないよ〜!もっと良い薬出して!ミドドリンは良かった!」
「あ〜……じゃあ、これでも飲んでください」
そう言って出された薬は……小建中湯(しょうけんちゅうとう)。
これまた虚弱体質の方に処方される漢方で、胃腸にも良い効果がありました。味は甘めで、不味すぎることは無かったです。
ですが……胃の不快感という副作用が出てしまい、服用は中止されました。悲しい。
そんなこんなで試行錯誤しますが、中々体調は良くならず、この辺りから精神的にも疲弊し、不眠症を発症してしまいます(夜中に2,3回目が覚めてしまったり……)。
ー△□病院ー
私「この薬合わないよ!もっと良い薬プリーズ!あと眠い!」
「……○◎病院を推薦します」
こうして電車で数駅の大きめの病院に転院することになりました。遠いよぉ……。
ー○◎病院ー
私「ミドドリン塩酸塩は良くてぇ〜……この薬は合わなくてぇ〜……最近不安感が強くてぇ〜……」
「ふむ……なら、これどうぞ」
そう言って出されたのがメラトベルと柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)。名前が強い。
柴胡加竜骨牡蛎湯は精神安定作用や不眠症改善が期待される漢方です。味はストレートな苦味で、苦いなぁ……と思いつつ飲んでました。ですが、服用を続けるにうち精神的にも安定しているような気がし、やっと自分に合っている漢方が見つかったと嬉しくなりました。
メラトベルは簡単に言うと眠くなる薬で、睡眠前に飲むとすぐに寝付けるようになりました。それと、なんといってもまずくない!ほのかに甘い!ありがとう!
◇
そんなこんなでミドドリン塩酸塩、柴胡加竜骨牡蛎湯、メラトベルという三銃士が揃った私は、この三つを服用し続けました。
……が、この頃(たしか2月ぐらい)にはだいぶODの症状は良くなっていきました。朝も体は以前より軽くなり、休日に関してはすぐに起き上がれるようになっていました。
私は体調の改善を喜びつつも、ODという不登校の後ろ盾が無くなることに不安を感じ始めていました。
「この病気が良くなったら、私は学校に行かなければならない……でも、勉強も遅れているし、クラスメイトが怖い……何か言われるかも……」
そんなことを思いつつも、私は中学校に進学してから、一年生の一学期までは、教室の輪に入れていました。一学期までは……。
そう、中学校生活が辛くなってきた私は、また起立性調節障害の盾を使うようになります。もう体は良くなっているというのに、です。
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さて、今回はこの辺りで終わりにします!
不眠症については、現在は途中で起きることはなくなり、だいぶ改善しました。よかったね。
次回は精神系のお話にしようと思います!
【次回予告】
両親に、もうODは治ってるんだと打ち明けた私……今度は精神病院に通院することに!
では、次回をお楽しみに〜
さようなら!